東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
さて、『令和5年度広島県・広島市教員採用候補者選考試験』の「教職教養試験」での的中問題をご紹介するにあたり、2022.9.8ブログから「広島県・広島市過去問に挑戦!」と題し、投稿してきましたが、2023.5.18ブログから、最新教育時事をもとにこれから出題されるであろう「予想問題」を投稿しております。
第14回目は、【情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き】からです。
問 下の各文は、「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き」(文部科学省委託 令和5年4月28日)にある「インターネットの特性」について説明したものである。①~⑤の各文に当てはまる特性をA~Eより一つずつ選びなさい。
① 一度発信した情報は、取り戻せないことが多く、必ずどこかに記録が残ってしまうことを理解させることが必要である。名前を書かない場合も誰が発信したかという記録が必ず残ってしまう仕組みもある。インターネット上の過去の書き込みを調べることは容易なので、進学や就職等自分の将来を決める重要な場面で、人物評価のために自分の過去の書き込みまで遡って調べられる可能性があることを理解させる必要がある。
② 最も危険で、接続しただけで、自分のコンピュータに侵入されることや、情報を取り出されるような危険な仕組みがあるため、信用できないサイトには接続しないことを理解させておく必要がある。
③ インターネット上での書き込みは、基本的には広く公開、あるいは公開される可能性があり、世界中の誰からでも見られる可能性があるのだという感覚を持たせることが大切である。友達同士だけでのやり取りだと思って公開のサービスに不適切な写真や情報を掲載して起こるトラブルや、閉じられたサービスだと思って発信した情報が公開のサービスに転送されるというトラブルが頻発している。
④ インターネット上には誰でも情報を発信できるので、信用できない情報も多く、情報を取得する際には正しいかどうかを必ず確かめなければならないという感覚を身に付けさせることが重要である。コミュニケーションを行う相手個人の確認方法だけでなく、セキュリティの意味から信頼できるサイトであることの確認方法を身につけさせることも必要である。
⑤ 情報をやり取りする費用は発信者だけではなく、受信者も負担しなければならないため、相手にとって必要のない情報を大量に送りつけることは迷惑であること、インターネットは公共の資源なので、無駄な情報を大量に送受信することは資源の無駄遣いになることを理解させることが必要である。
A.公開性 B.記録性 C.信憑性 D.公益性 E.流出性
正答①B ②E ③A ④C ⑤D
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