東京アカデミー神戸校
ブログ
皆さんこんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー神戸校の教採担当です。
6/6に令和6年度神戸市教員採用試験の志願状況が発表されました!
詳細は、神戸市教育委員会HP「令和6年度採用神戸市立学校園教員採用候補者選考試験志願状況(確定値)」
よりご確認ください。
参考に2022年・2021年夏試験の倍率も掲載しております。
今回発表された志願状況の数字だけを見て2022年夏試験と単純に比較してしまうと、
募集人数が大幅に増加しているにも関わらず、
受験者数も増加し、倍率が大幅に上がっている!と読み取ってしまうかもしれません。
しかし、上記の表に2022年夏と2021年夏試験の受験者数と2次合格者数を入れて比較してみると、
となります。
上記のように、例年志願者数と受験者数には例年大きな差があるのが現状です。
例えば、「受験率(受験者数/志願者数)」を見てみると、2022年夏は88.3%、2021年夏は90.4%となっており、
区分ごとでは、特に「志願倍率(志願者数/募集人員)」が高い区分では「受験率」が低いものも見受けられます。
○2022年夏例:幼稚園(受験率78.4%)、中・高(志願倍率7.8倍→受験率84.7%)、養護教諭(志願倍率21.4倍→受験率86.0%)
○2021年夏例:幼稚園(受験率82.8%)、中・高(志願倍率8.0倍→受験率89.1%)、養護教諭(志願倍率20.6倍→受験率85.4%)
この志願状況で倍率の高さを見て、受験しなかった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また、昨年度の倍率が大きく下がった要因には、特に小学校、中・高、養護教諭などでは予定募集人員よりもかなり多くの2次合格者を出したことも挙げられます。
(全体でも募集約260名に対し、2次合格451名)
これについては、2021年夏のように募集人員より少ない2次合格者数となることもあるため、今年については分かりません。
ただいずれにしても、どの区分も昨年度より募集人員が増加していることから、結果的には今回発表された倍率よりももう少しは低くなるのではないでしょうか。
確かに志願状況での倍率は気になるところではありますが、第一志望合格に向けて、残りの時間はできることに精一杯取り組みましょう!
短期講習(神戸市対策)2次対策の予告はコチラ
東京アカデミー関西エリア教員採用試験のTwitterを開設しました!
関西エリアの試験情報、イベント・講座案内など、受験生の皆さまに役立つ情報をご案内いたします。
ブログの更新情報もツイートしておりますので、ぜひフォローをお願いします!