【大卒公務員】G7について理解を深めよう！～2023年広島で開催～

みなさんこんにちは。東京アカデミーの公務員試験担当です。

 

2023年5月19日から5月21日にかけてG7サミットが開催されました。

 

試験に出題される可能性が高いので、G7サミットについて理解度を深めるために

今回のブログで一緒に学びましょう！

 

G7とは

「G」はグループ、「7」は7カ国を意味します。7カ国は、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ。従来は、G8でしたが、2014年のクリミア侵攻によりロシアが参加停止となり、7カ国になりました。毎年開催国が変わります。

 

 

G7サミットとは

G7サミット(主要国首脳会議)とは、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ(議長国順)の7か国及び欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。「サミット」は、英語で「山頂」という意味で、「G7サミット」はこれらの国に欧州連合（EU）を加えた首脳が参加する会合のことです。

 

 

G7サミットの特徴

G7サミットでは、世界経済、地域情勢、様々な地球規模課題を始めとするその時々の国際社会における重要な課題について、各国の首脳がそれぞれ意見交換を行い、その成果を文書で公表します。G7は国際社会の重要な課題に対応しているのです。

 

 

G7広島サミットの重要課題

力による一方的な現状変更の試みやロシアが行っているような核兵器による威嚇、ましてや、その使用はあってはならないと断固として拒否し、法の支配に基づく国際秩序を守り抜く。

というG7の強い意志を力強く世界に示すことが目的です。

『エネルギー・食料安全保障を含む世界経済』

『ウクライナやインド太平洋を含む地域情勢』

『核軍縮・不拡散、経済安全保障』

『気候変動、保健、開発といった地球規模の課題』

上記の国際社会が直面する課題は山積しています。

そのため、G7の首脳が胸襟を開いて議論を深め、未来に向けてのアイデアとプランを明確に提示するよう、議長国として主導していきます。

 

なぜ今回の開催地が広島となったのか？

原子爆弾による壊滅的な被害を受けながらも復興を遂げ、世界の恒久平和を希求する広島で主要7か国の首脳が集い対話をする。そして、平和への思いを共有することで、「核兵器のない世界」の実現に向けた歩みが確固たるものとなることが期待できると考えたからです。

岸田総理は、世界がウクライナ侵略、大量破壊兵器の使用リスクの高まりという未曾有の危機に直面している中、日本が議長を務める2023年のG7サミットでは、武力侵略も核兵器による脅しも国際秩序の転覆の試みも断固として拒否するというG7の意思を歴史に残る重みを持って示すことから開催地が広島となりました。

 

 

 

G7サミット公式サイト引用

https://www.g7hiroshima.go.jp/summit/about/

 

 

 

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