東京アカデミー名古屋校
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こんにちは、東京アカデミー名古屋校の和田です!
面接や小論文対策のために社会の動向を知っておくことはとても大切です!
今回は「ジェンダーギャップ」についてのお話です。
参照:グローバル・ジェンダーギャップ・レポート2023(世界経済フォーラム)
朝日新聞デジタル「【ジェンダーギャップ指数】日本、2023年は世界125位で過去最低 政治・経済改善せず」
読売新聞オンライン「【ジェンダーギャップ2023】過去最低125位の日本…男女格差の改善、男性の意識改革から」2023.06.21
ジョイセフ「グローバルヘルスにおけるジェンダー平等と女性のエンパワーメント」
世界経済フォーラムがまとめる「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート」があります。これは、「経済」、「教育」、「医療へのアクセス」、「政治参加」という4つの分野における男女間の格差について調査・評価しています。「男性100%」とした場合の女性の比率を示しており、数値が小さいほど、ジェンダーギャップは大きいと言えます。
世界経済フォーラムがまとめた「ジェンダー・ギャップ・レポート2023」によると、世界全体的には、昨年度と比較してジェンダーギャップは0.3%改善しました。全体的なジェンダーギャップを埋めるには131年が必要とされ、2154年に達成とされています。調査対象146か国のうち、男女平等が最も進んでいるのはアイスランドで、達成率は91.2%でした。
日本の達成率は64.7%で、昨年の65.0%からわずかに後退しました。ランキングでは、146か国中125位で、前年から9つも順位を落としています。分野別では、「教育」(99.7%)と「医療へのアクセス」(97.3%)が、男女間の平等をほぼ達成していました。一方、「政治参加」では138位と世界で最も低いレベルです。「経済」でも123位にとどまりました。女性の首相が誕生しておらず、議員や閣僚に占める女性の割合が低いためです。また、同一労働における男女の賃金格差や、女性管理職が少ないことも要因となっています。
医療という点に着目すると、「ジェンダー不平等による健康格差」などの問題があります。例えば、世界では、突出して女児の死亡が多い国があります。栄養不良による疾病、性的暴力や暴行の被害にあうリスクが高いためです。ジェンダーに基づく偏見、差別、規範は、男女の出生比に影響を与え、学びや就業の機会、役割分担のみならず、健康を左右するリスク行動や保健医療サービスへのアクセス行動を決定づけてしまうことがあります。また、男性が強さを示すために、必要な時にも敢えて診察や治療を受けないことや、女性が自身の健康を守るための決定権や経済力がないために、必要な保健サービスにアクセスできないことも、ジェンダー規範がもたらす不利益です。
日本では、「医療へのアクセス」は97.3%の達成率でしたが、他の分野での男女間格差が私たちの医療や健康にも影響することを忘れてはいけないと感じます。そのため、「政治参加」「経済」分野での男女間格差の是正は、医療と切り離して考えるのではなく、密接な問題として考えていく必要があるのではないでしょうか。
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