東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、国家公務員税務職の紹介についてご紹介します。
税務職は税務大学校(全寮制)に入校し、約12ヶ月間の研修を受けた後、原則として税務署などにおいて納税に対する相談・指導・調査をはじめ、国税の調査・徴収などの事務に従事します。国税は国の財政基盤ですので、国の財源や国民の暮らしを守る仕事であるといえます。
上記のように、採用後にはまず税務大学校で一定期間、税についての専門知識を学んでいくわけですが、その時々の経済情勢や業種・業界ごとの情報・税習慣など、実際、業務に従事してから学ぶことも多いそうです。日々の研鑽が欠かせず、そのための研修制度も充実しています。
一方で、税に対する専門知識や事務処理能力だけをつけていけば良いというわけではなく、例えば納税に対する相談業務では、人と接することになるため、対話力・傾聴力・表現力といったいわゆるコミュニケーション能力も高める必要があります。
また、指導業務や徴収業務では、納税者と対峙する厳しい場面も想定されます。そのため、面接試験においては、「税務職員は自分が悪いことをしていなくても罵声を浴びせられることが多いが大丈夫か」「滞納者に厳しい言葉を言われたらどのように対処するか」などの質問がしばしばなされます。
採用後の税務大学校での研修をはじめ、勤務後もとにかく学ぶことが多い仕事であるため、税に対する探究心や向上心を持った人が求められています。また、正しく納税している国民が不満を持たないよう公平・公正な税の徴収のために、「不正は絶対に許さない」という正義感を持つ人が向いている職業です。
試験の合格倍率と致しましては、2020年度:3.7倍、2021年度:3.5倍、2022年度:3.2倍と年々合格倍率は減少傾向となっており、狙い目の職業と言えるかもしれません。
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