東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー池袋校の公務員担当です!
今回のブログでは、特別区の政策についてお話しします。
政策を研究することは、論文試験や面接試験に向けた対策として必ずやるべきことの一つです。
以下では3つの分野の政策について主なものをご紹介します。特別区が第一志望の方や受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【防災】
◆河川監視映像のリアルタイム配信(杉並区)
IoT街路灯を活用して、区内の河川の状況をYouTubeでリアルタイム配信する取り組みをしています。
◆区内全ての避難所に通訳タブレットを導入(文京区)
外国人の避難を支援するため、13カ国語に対応している通訳タブレットを区内の避難所に導入しています。このタブレットでは手話通訳も利用可能なため、聴覚障害者の避難も支援できます。
◆災害時帰宅支援ステーションの周知徹底(複数の区)
災害が発生した際、帰宅困難者を支援するための災害時帰宅支援ステーションについて、区のホームページなどで周知しています。この施設では、水道水の提供や地図などによる道路情報の提供が受けられます。
【食品ロス削減】
◆食べきり協力店の拡充と表彰制度の創設(港区)
フードシェアリングアプリなどを活用して、食べ残しを減らす取り組みを行う飲食店・宿泊施設などを登録・紹介する「食べきり協力店」を拡充しています。さらに顕著な成果を残した事業者に対する表彰制度を創設しています。
◆食品ロス削減をテーマとする絵本の作成(複数の区)
子どもに向けて食品ロス削減を啓発するため、絵本を作成する取り組みをおこなっています。区によって朗読会を開催したり、ホームページで絵本を公開したりとしています。
◆フードドライブ常設窓口の設置(複数の区)
家庭で余っている食品を回収する窓口を設置する取り組みです。回収された食品は地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付されます。
【子育て支援】
◆こんにちは赤ちゃんLINEの実施(江東区)
マタニティLINEと産後LINEの2種類があります。マタニティLINEでは出産予定日に基づき胎児の様子や母親のからだのこと、区の子育て情報などを配信しています。産後LINEでは子供の誕生日に基づき、成長の様子や子育てアドバイス、区の子育て情報などを配信しています。
◆せたがや子育て応援アプリの配信(世田谷区)
妊娠期から就学前の子育て家庭を対象に、世田谷区の子育て支援情報を提供するアプリを配信する取り組みです。例えば、近くのおむつ替え・授乳スペースの検索機能や、教育・保育サービス施設の検索機能といったものが搭載されています。
◆赤ちゃん休けいスポットの設置(墨田区)
民間事業者と連携したり、公共施設を活用したりして、授乳やおむつ替えができる赤ちゃん休けいスポットを区が認定しています。スポットの入り口などには、赤ちゃん休けいスポットのマークが提示されています。
同じ分野でも政策の取り組み方や視点が異なることが見えてきたと思います。なお、今回ご紹介した政策は、各区のホームページや区報より引用しました。
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