東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは 🙂
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校です。
梅雨の晴れ間。
洗濯はよく乾きますが、暑いですね・・・。
さて、昨日6/15、待ちに待った、愛媛県教育振興に関する大綱案が公表されました。
3月8日(水)に行われた令和4年度愛媛県総合教育会議の議事録とともに、
愛媛県教育委員会のHPに掲載されたのでお知らせいたします。
大綱は、
愛媛県教育振興に関する大綱
〔副題〕~愛顔あふれる教育立県えひめの実現~
を標題とし、
2040年の愛媛県が目指す将来像を示すとともに、
その実現に向け、教育の振興による有為な人財の輩出及び教育力の高さで
評価され選ばれる「教育立県えひめ」の実現を目指す決意を宣言
愛媛の将来を担う子どもたちのために国際教育や情報教育、STEAM教育等の充実を図り、
デジタル技術を活用しながら質の高い教育を提供するなど、夢の実現に資する魅力的な教育環境を提供するとともに、
全ての子どもたちが安心して学べる環境づくりに取り組みます。
教育の最前線である学校現場に立つ教職員一人ひとりが働きやすさと働きがいを感じられるよう、
学校における働き方改革を積極的に進めるとともに、
教職員がその資質・能力を向上させ、子どもたちの学びの充実につなげます。
学校と家庭、地域住民、企業・団体、大学等がこれまで以上に連携・協働して、
地域全体で子どもたちを育む体制づくりに努めるとともに、
子どもから高齢者、障がい者まで県民誰もが生涯にわたり、スポーツや文化に親しみ、
学び続けることができる環境づくりに取り組みます。
とし、
「子どもたち」、「教職員」、「地域」の3つの視点から、施策の方向性を示しています。
また、
知事公約や国の教育振興基本計画等を踏まえ、
学校における働き方改革に関する振興方針を追加し、
方針数を増やすとともに、
DXや県立学校の魅力化と再編整備、不登校支援など、今後の課題への対応を記載する。
として、
以下の7つの振興方針が策定されました。
前大綱を踏襲する形ですが、
教職員の働きがいのある魅力的な職場づくり が新規追加されたことが、
今年の注目点です。
デジタル技術の活用による業務効率化や、支援するスタッフの拡充、
部活動の在り方の見直しなど、学校における働き方改革の推進
が、その主な内容ですが、
愛媛県教育振興に関する大綱(案)にある、
・教職員を支援するスタッフと連携・分担してチーム学校を推進する
・教職員一人ひとりの専門的知識・能力の向上に努める
・ICTの利活用
などが、面接試験で活用できるキーワードでしょうか。
愛媛県では、
これまで学校における働き方改革に関する質問は見られませんでしたが、
昨年度、
「働き方改革の目的は何だと考えるか」
「働き方改革をするために具体的に何に取り組むか」
「働き方改革について何をしているか」
など、全国でも多くの自治体の面接試験で質問されておりましたので、
押さえておくべき事項の一つだと思います。
こちらのブログもご参考ください。
⇩
教職の魅力とは?『第1回 質の高い教師の確保のための教職の魅力向上に向けた環境の在り方等に関する調査研究会』について
教員の働き方改革のための取組についての留意事項(通知)の補足について
「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する方策について 中教審諮問
松山校開講講座についてはこちらをご確認ください。
6月24日(土)10:00~15:00 集団面接対策を実施します!
愛媛県教育委員会が公開している1次試験の配点(令和4年度実施分)は以下の通りで、1次の面接の配点が高いという特徴がありますね。
教職専門科目100点
専門教科400点
面接300点
合計800点
1次試験の面接試験形式は公表されていませんが、例年通りであれば集団面接になります。
面接官3名程度に対して受験生4名程度で行われる形式で、実施時間はわずか10分となっており、
この10分の面接時間の中で、自身の教員としての資質能力をアピールする必要があるのです。
愛媛県の教員を目指すみなさんをお待ちしています!