東京アカデミー神戸校
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神戸校公務員チューターの米田です。
公務員試験の専門科目は、やればやるだけ点数が上がると言われているのを聞いたことがある方も多いかと思います。しかし、もう1月も終わりになり、模試も増えてどんどんと焦ってきて時間が少しでも惜しくなってくる時期ですよね。
すでに自分の勉強法を確立されている方もいるかと思いますが、私の専門科目の勉強法を簡単に紹介します。
専門科目の主要な科目はざっくり分けて法律科目と経済科目に分かれますが、私はそれぞれ勉強法を変えて取り組みました。
法律科目については、テキスト・レジュメ・ノートを理解してから過去問に取り組むようにしました。法学部出身等で法律用語に慣れていないと理解するのが難しく、集中力が切れやすくてしんどいかと思いますが、ここはしっかり耐えて1つ1つ理解しながら読み進めていきましょう。授業の知識は1回ではなかなか定着しないと思うので、分からなかったところはページを戻って復習しながら読みましょう。
高校時代の国語の先生が言っていたことは「早く読むにはゆっくり読め」。これは、「本番で早く読むために普段はゆっくり理解しながら読む!」ということです。時間がかかるように思えますが、続けていくうちにだんだんと<読む→理解する>のスピードが上がってくるので焦らずに1つ1つ積み上げていきましょう!
経済科目について、こちらは先ほどとは逆のアプローチで勉強しました。経済科目にも内容を理解していないと解けない理論問題もありますが、多くは計算をして解答を導く問題です。経済科目も経済学部等の出身でなければ最初は内容を理解するのは難しいですよね。
しかし、計算自体は結構シンプルでパターンが限られていることに気付くと思います。つまり、問題文の読むべきところを押さえて、計算方法さえわかれば100%理解していなくても解けるということです。最初は問題の解き方がわからないと思うので、解答解説を見ながら解いて、2回目からは自分で解いていく、という勉強法が経済科目には合っていると私は感じました。しかも、このやり方で勉強をしているうちに、理論問題に書かれていることやテキストに書かれていること、授業中に先生が話していることも理解できてくるのです。
人それぞれ自分に合う勉強法があると思うので、勉強法を模索中の人、思うように勉強が進まない人などはよければ参考にしてみてください。