東京アカデミー長崎校
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皆さんこんにちは。東京アカデミー長崎校教採担当です。
皆様調子はいかがでしょうか。直前期ではありますが体調管理には十分に気を配ってください。
さて、6月24日(土)25日(日)にも多くの自治体で教員採用試験の一次試験が行われました。
最新教育時事について全部の問題を上げたいところではありますが、膨大な量になりますので一部ご紹介いたします。
子供基本法は奈良県、高知県、茨城県の3自治体で出題され、すべて第3条からの出題となりました。
誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)は今のところ奈良県のみではありますが、過去問のない通知になりますのでご紹介いたします。
解答は本ブログの最後に記載しております。
(基本理念)
第三条 こども施策は、次に掲げる事項を基本理念として行われなければならない。
一 全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障されるとともに、差別的取扱いを受けることがないようにすること。
二 全てのこどもについて、適切に養育されること、その生活を保障されること、( A )保護されること、その健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉に係る権利が等しく保障されるとともに、教育基本法(平成十八年法律第百二十号)の精神にのっとり教育を受ける機会が等しく与えられること。
三 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、自己に直接関係する全ての事項に関して( B )を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されること。
四 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、その( B )が尊重され、その最善の( C )が優先して考慮されること。
五 こどもの養育については、( D )を基本として行われ、父母その他の保護者が第一義的責任を有するとの認識の下、これらの者に対してこどもの養育に関し十分な支援を行うとともに、家庭での養育が困難なこどもにはできる限り家庭と同様の養育環境を確保することにより、こどもが心身ともに健やかに育成されるようにすること。
六 家庭や子育てに夢を持ち、子育てに伴う喜びを実感できる社会環境を整備すること。
【選択肢】
A:愛されor教育を受け B:意見or意思 C:選択or利益 D:学校or家庭
次の問いに答えよ。
不登校児童生徒への支援につきましては、①義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律等に基づき、関係者において様々な努力がなされ、児童生徒の社会的自立に向けた支援が行われてきておりますが、近年、不登校児童生徒数が増加し続け、令和3年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、小学校及び中学校で約24.5万人、高等学校を合わせると約30万人に上り過去最高となるなど、生徒指導上の喫緊の課題となっております。また、同調査からは、90日以上の不登校であるにもかかわらず、学校内外の専門機関等で相談・指導等を受けていない小・中学生が約【 A 】人に上ることも明らかとなっています。
こうした状況を受けて、文部科学省では、このたび永岡文部科学大臣の下、別添のとおり、②「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン)を取りまとめました。
問1、(略)
問2、【 A 】に当てはまる数字は何か。
選択肢: 600 2000 8000 4.6万 10.5万 30万
問3、下線②のプランについての穴埋め問題。次の( )内に当てはまるものを選択し1~6の内から選べ。
児童生徒が不登校になった場合でも、小・中・高等学校等を通じて、( )多様な学びにつながることができるよう、不登校児童生徒の個々のニーズに応じた受け皿を整備するとともに、教育支援センターが地域の拠点となって、児童生徒や保護者に必要な支援を行うことが重要であること。
選択肢
1 学びたいと思った際に。
2 上級の学校へ進学するため。
3 保護者の意向に即して。
4 児童生徒が希望する。
5 学校の教員が自宅を訪問するなどして。
6 体験的な活動を伴う
これから試験を迎える方は、最新教育時事を扱ったこれらの問題をぜひ見ておいてほしいと思います。本試験問題について、通学講座受講生の方は長崎校事務局にて閲覧が可能ですので是非ご活用ください!
【問題の答え】
こども基本法……A:愛され B:意見 C:利益 D:家庭
誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策について(通知)
問2 A:(4.6万)人
問3 1 学びたいと思った際に