【公務員大卒】地方自治体の取り組みについて見てみよう

こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の寺尾です。

東京アカデミー広島校では、授業開始前には教務スタッフが定期的にミニＨＲを行い、時事問題に出題されそうな最新のニュースや官庁自治体の取り組みなどをお伝えしています。

本日の授業冒頭では、「江田島市への移住者最多」というテーマを取り上げました。
現在、全国で少子高齢化が進んでおり、人口の奪い合いとなっています。

そんな中、江田島市では、2022年度における市外からの移住世帯数が34世帯47人となり、過去最多を更新しました。ちなみに、2016年度の移住は10世帯ほどでした。

市は人口問題の取り組みとして、移住者を増やすということに目を付けました。そして、江田島市オリジナルの空き家バンク制度を整え、移住定住ポータルサイト「hodohodo」を開設し、島暮らしの魅力をアピールするために、家を360度カメラで撮影した仮想VRで内覧できるようになっています。さらに、市は空き家実態調査をもとに、所有者にバンクに登録するよう呼びかけて、空き家の登録件数を増やすことで、物件を選びやすくしました。また、家の新築費用のや子育て世帯の家賃補助も拡充しました。

その結果、自然の中でのんびり暮らしたいと考える、子育て世代や会社退職を控えた人の移住が目立つそうです。
この取り組みは、江田島市役所の企画振興課が窓口となっています。

地方ニュースを読むことは、地域課題とそれに対する自治体の取り組みを知ることができます。
地方公務員を目指す方は、新聞を読む際に地方ニュースも見てみてください。

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