東京アカデミー高松校
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【教員採用】最速分析‼2023年夏実施の試験を振り返って②(7/11現在)
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当：石井です。
6/28のブログで2023年夏教員採用試験の1回目の振り返りを実施しましたが、とても多くの方に閲覧していただきました。それだけ最新の情報に受験生の方が興味を持たれているのだ、と実感できました。今回は7/11までの情報をまとめ、今後に役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
①教育時事について
現在(7/11)27自治体の情報を得ていますが、出題数の多い教育行政資料のうち、直近3年以内に出されたもののベスト5は以下のようになっています。
【2023年夏教員採用試験 教育時事出題ランキング ベスト5 (7/11)】
- 1位 出題数25題 生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)
- 2位 出題数18題 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して～全ての子供たちの可能性を引き出す，個別最適な学びと，協働的な学びの実現～(令和3年1月 中央教育審議会答申)
- 3位 出題数9題 「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について～「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成～(令和4年12月 中央教育審議会答申)
- 4、5位 出題数8題 次期教育振興基本計画について(令和5年3月 中央教育審議会答申)、障害のある子供の教育支援の手引～子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて～(令和３年６月 文部科学省)
※弊社独自調べによる
圧倒的に多いのは「生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)」からの出題で、多くは『総論』から出題されており、定義、目的、生徒指導の分類、についての出題が多く見られます。これから試験が行われる自治体に置きましても、まずは『総論』『定義』『目的』『生徒指導の分類』をしっかり押さえておくとよいでしょう。
【生徒指導提要(令和4年12月) 出題状況】
・まえがき 大分県
・１章 千葉県、埼玉県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県、滋賀県、大阪府、高知県、福岡県、熊本県市、鹿児島県
・３章 北海道、京都府
・４章 和歌山県
・５章 福岡県
・７章 神戸市
・10章 奈良県
2023年夏の試験内容が気になる方は、最寄りの東京アカデミーまでお問い合わせください。
②社会時事について
2022年4月～2023年5月の期間での出来事については、『G7サミット』『日本の「風流踊」無形文化遺産登録』『天王星日食と皆既月食』の3つの社会時事について複数の自治体での出題が見られました。
【2023年夏教員採用 社会時事出題例】
問 我が国の無形文化遺産として「無形文化遺産の保護に関する条約」に基づく代表一覧に2022(令和4)年に掲載されたものを、次の1～5から一つ選びなさい。(2023年夏 高知県)
1.和食：日本人の伝統的な食文化 2.伝統的酒造り 3.風流踊 4.那智の田楽 5.結城紬
正答 3
問 2022年11月8日、月が天王星を隠す天王星食と同時に起きた、満月が地球の影に完全に隠れる現象を何というか。適切なものを①～④から選び、番号で答えよ。(2023年夏 神戸市)
➀皆既月食 ➁金環日食 ➂部分日食 ④星食
正答 ①
問 令和5年5月、エネルギー・食料安全保障を含む世界経済や、気候変動、保健、開発といった地球規模の課題 , 国際秩序の堅持等について議論されたG7サミット(主要国首脳会議)が開催された都市として適切なものは、次の1～5のうちどれか。(2023年夏 新潟市)
1.札幌市 2.仙台市 3.新潟市 4.京都市 5.広島市
正答 5
【まとめ】
教職教養においては、参考書や問題集に掲載されていない問題について近年出題数が増えています。対策は十分可能ですし、高得点につながりますので、最後までしっかり学習に取り組みましょう。このような問題への対策について興味がある方は、最寄りの東京アカデミーへぜひ、ご相談にご来局ください。
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