東京アカデミー大宮校
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こんにちは!
東京アカデミー公務員担当です。
昨日7月18日(火)から、入国警備官の受験申込が開始されました。(申込期間7/18(火)~7/27(木))。
前回も難関と言われる職種でしたが、今回も難しい試験だと考えて良い入局警備官についてご紹介します。
『入国警備官』という言葉からなんとなく連想するのは空港で制服を着た警備官ではないでしょうか。
成田空港、羽田空港、横浜、中部空港、関西空港、神戸、那覇の7支局と61か所の出張所、2か所の入国管理センターで、法律に違反する外国人に対して厳正に対処し、日本の安全と国民生活を守るため日夜活躍してるのが入国警備官です。
世界各国から多くの人々が日々日本を訪れる中、その目的は様々ですが、中には観光などの目的を装って入国した不法入国者、不法残留者、不法就労者等の在留目的外の活動を行う者もいます。そういった法に違反する疑いのある外国人を調査し、国外に退去させるための手続を行っています。強制退去が決定した外国人を送還先の国まで護送し、退去強制手続を完了させるのも入国警備官の仕事です。
2区分に分かれていて、それぞれ年齢制限があります。
・警備官
試験実施年の4月1日時点において、高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から5年を経過していない者、翌年3月までに高等学校または中等教育学校を卒業する見込みの者。
・警備官(社会人)
試験実施年の4月1日時点において40歳未満もの者。
入国警備官は、国家公務員であり、入国警備官採用試験に合格する必要があります。
入国警備官採用試験では、筆記試験、人物試験のほか、身体測定や体力検査の試験が実施され、合格後は全国の地方出入国在留管理局又は入国管理センターに採用されます。採用後には、様々な研修が用意されている。地方出入国在留管理官署で若干期間勤務した後、研修施設において「初任科研修」を受ける。この研修は全寮制で約3か月間にわたり、業務に必要な基礎的な法律知識や、外国語、逮捕術・拳銃操作訓練などが行われる。採用後4年以上の職員を対象として実施される「中等科研修」では、より高度な法律知識の習得や実務の習熟を図るための講義・実習が行われる。この他、「語学委託研修」として、語学学校の専門課程で英語、中国語などを学ぶ「長期委託研修」(3か月程度)や、勤務終了後に語学学校に通学する「在勤地研修」などがある。
外国人と接する機会が多いため、広範囲な法律知識のほか、高い品性と豊かな国際感覚が求められ、優れた語学力も備える必要がある。また、国の安全と国民生活を守るための強い正義感、強固な意志、機敏な行動力も要求される難しい試験と言えます。
〇受験案内はこちら(2023年国家公務員入国警備官採用試験受験案内)をご覧ください。
採用試験インターネット申込はこちらをご確認ください。
※7/27申込締切です。
〇1次試験
・基礎能力試験(多肢選択式)40題/1時間30分
【知能分野20題・知識分野20題】
・作文試験1題/50分
〇2次試験
・人物対策(個別)、身体検査、身体測定、体力検査
高卒程度の試験内容ではありますが、高倍率で難易度は高い試験です。
受験年度によって倍率幅が変わります。毎年2000人程度が受験、100~200人程採用されています。
2022年度に関しては警備官22.9%、警備官(社会人)4.7%の合格率でした。
高倍率のため、しっかりした対策をしましょう!
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【2023年対策】