東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校 教員採用試験担当です。
大阪府では、3次試験の面接の最初に模擬授業が実施されますが
2次試験の合否結果発表と同時に模擬授業テーマが発表されています。
試験本番に備えて、早めに準備をしておきましょう。
■大阪府模擬授業の主な評価の観点
改めて、大阪府の3次試験模擬授業の主な評価の観点を確認しておくと、
・児童生徒の意欲を高め、関心を引きつけられるか
・児童生徒に対して適切な言葉で理解させようとしているか
とあります。(受験案内より)
■模擬授業を実践する際に意識すること
・授業のどこを切り取って面接官に見せるか
例年、実施要項には「必ずしも授業の”導入”部分から行う必要はありません。」と書かれますので、その単元全体を考えた上で、その中で一番の鍵となる部分を切り取って面接官に見せることが求められます。
切り取る前に単元計画を立て、その後1回分の授業の指導案を作ります。
その後、どこを切り取れば自分の授業の良さや面白さが面接官に伝わるかを考えましょう。
・模擬授業のテーマを読み込み、テーマを正確に理解する
模擬授業のテーマは、“学習指導要領の一部”で提示されます。
テーマ自体を読み違えたり、理解がズレていると授業の内容にもズレが生じます。せっかくいい授業をしても内容がズレていると授業のテーマを理解していないと判断されてしまいますので、「学習指導要領」の本体だけでなく、「学習指導要領 解説」の該当部分もしっかり読み込んでテーマを正確に理解しましょう。
・授業の切り取り方
授業の切り取り方によっては教師から児童生徒への一方通行に見えてしまうこともあるので説明や解説の部分だけを切り取るのはやめましょう。
そして、児童生徒の活動場面が見えるか、も重要です。活動部分を模擬授業に入れるかは構成次第ですが、少なくとも「この4分半の前に活動場面があったんだな」「ここから活動場面があるんだな」と思わせる必要があります。
■模擬授業後の質疑応答
模擬授業後には、個人面接が行われますが、その最初は模擬授業についての質疑応答です。模擬授業練習と一緒に質疑応答の練習も忘れないようにしましょう。
■最後に
準備が出来たらあとは練習あるのみ。
練習時には、板書・話し方(スピードや声量、間)・目線・発問・所作・指示の明確さなど、意識するところは山ほどあります。
自分だけでなく他の複数人に見てもらって客観的な意見をもらえるといいと思います。
何度も練習して本番に備えましょう!
個別指導もしくは少人数制実践クラスの対面講義で、模擬授業・場面指導の実践練習をしていきます。
①全自治体対応「個別指導1回(60分)」 ※お申込み時にご都合のよい日をお選びください。
②大阪府対策「模擬授業1回」 ※定員5名 8/20(日)10:00~12:00 キャンセル待ち受付中(申込多数の場合、追加日程を設けます)
その他自治体や講座詳細、申込方法等はコチラからご確認ください。