東京アカデミー京都校
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こんにちは、社会福祉士国家試験の予備校 東京アカデミー京都校の国家試験担当です。
第36回社会福祉士国家試験に向けて、定期的に問題を掲載していきます。
受験生の方はぜひChallengeしてみてください!
(全て○か×でお答えください。)
(問題1)
・社会的行為の主観的意味を理解することを通して、その過程及び結果を説明しようとする考え方を社会システム論という。
(問題2)
・マートンが指摘したアノミーとは、文化的目標とそれを達成するための制度的手段との不統合によって社会規範が弱まっている社会状態を指す。
(問題3)
・身体的振る舞いや家財道具、獲得した制度資格など文化的要素を帯びるものが本人や家族で蓄積・継承されて、文化現象や社会的格差を再生産することがあり、それらは文化遺産と呼ばれる。
(解答1)
・×社会システム論とは、社会を一つのシステム(有機的に関連する一まとまり)と捉え、社会は社会以外の何かに還元できない、それ自体の属性があり、それによって社会が形成されるという考え方である。
(解答2)
・○マートンは米国では金銭的成功という「文化的目標」に正当な価値があると強調される反面、それを達成する「制度的手段」が一般に軽視されているため、逸脱行動が生じやすく、本質的にアノミーへの傾向が存在していることを指摘した。
(解答3)
・×文化遺産ではなく、文化資本である。文化資本は、いわば家庭ごとに「財産」や「育ち」を継承することであり、社会単位で残される社会的遺産とは異なる。
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