【第113回看護師国家試験対策】試験に出る？！出生率について見ておきましょう！

みなさんこんにちは！看護師国家試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の大東です😊

暑い日が続くようになってきましたが、体調第一で乗り切っていきましょう🍀

 

さて、厚生労働省は2023年、2022年人口動態統計月報年計（概数）を発表しました。

出生数は前年より4万875人少ない77万747人で、女性1人あたりの子供の数を示した「合計特殊出生率」は1.26と、2005年と並び過去最低となりました。

人口動態調査とは、昨年1年間の日本人の出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態を集計し、翌年6月上旬に公表となります。

2022年の調査結果のポイントは、以下の通りです。

①出生数は、770,747人で過去最少（7年連続減少）

②合計特殊出生率は、1.26で過去最低（7年連続低下）

③死亡数は、1,568,961人で過去最多（2年連続増加）

④自然増減数は、△798,214人で過去最大の減少（16年連続減少）

特に注目していただきたのが、合計特殊出生率です。

2022年の合計特殊出生率1.26は、過去最低だった2005年と同じ出生率となっています。

しかし、出生率が同じだからといって出生数も同じではありません。

出生率は同数でありましたが、出生数を見てみると、

　2005年　1,062,530人

　2022年      770,747人

で約29万人も減少しています。

出生率はその計算の分母である15-49歳女性の人口の増減によって変化するため、29万人も出生数が減っているのに、出生率が同じであるのは、15-49歳の女性人口も減っているためなんですね。

ニュースや新聞でも度々報じられている通り、少子化問題は社会でも関心の高い事柄で、国家試験でも出題される可能性が高いため、動向を整理しておくとよいでしょう。

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