【教員採用試験対策】2次試験対策　防災教育の広がりを理解しておきたいです

みなさん　こんにちは

東京アカデミー静岡校　教員採用試験対策担当者です。

静岡県内の小中高の防災教育といえば、かつては東海地震および地震を原因とする火災の発生を想定しての避難訓練に
終始していました。そして東日本大震災を経験して後の津波にどう対処するかが課題となり、近年はゲリラ豪雨、土砂崩れ、
突風なども含めて多岐に渡る対応が求められています。

ですから「第3次学校安全の推進に関する計画令和4年3月25日　文部科学省）」では、防災教育について次のように
述べています。

防災教育は、単に生命を守る技術の教育として狭く捉えるのではなく、どのような児童生徒等の資質・能力を育みたい
のかという視点から「防災を通した教育」と広く捉えることも必要である。

避難訓練などのような命を守るスキルだけではなく、「防災を通した教育」として「児童生徒等の主体性や社会性、郷土
愛や地域を担う意識を育む効果」と考えればいいでしょう。

面接で防災教育についての質問があった時には、今述べたことを踏まえると、現在の最新の防災教育では何が求められて
いるか理解できるし大きく外すことはないはずです。

また防災教育も、地域の防災リーダーやボランティアなどの人材を教育資源として活用することを述べたり、避難訓練を
実践する際にも海に近い地域、山間部、など学校の立地によって状況も異なりますから「学校の立地条件によって、避難
実施計画も内容もカスタマイズされて実施されるべきです」などと言えることがとても大切だと思います。

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