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【管理栄養士】法改正の多い「食品の表示と規格基準」
試験情報
こんにちは、大阪校管理栄養士国家試験対策担当です(^^♪
食品衛生学の学習内容は「食品の安全性」と「食品の表示と規格基準」に大別されます。
「食品の安全性」の中でも、食中毒は毎年出題される項目です。
原因となる細菌・ウイルス・寄生虫・自然毒・カビ毒などの特徴については必ず整理しましょう。
★第37回-52
細菌性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 .カンピロバクター食中毒の潜伏期間は、1～5時間程度である。
2 .サルモネラ食中毒の原因食品は、主に発酵食品である。
3 .ウェルシュ菌は、好気的条件で増殖しやすい。
4 .セレウス菌の嘔吐毒であるセレウリドは、耐熱性である。
5 .乳児ボツリヌス症の原因食品は、主に粉乳である。
正答：4
「食品の表示と規格基準」では、
食品衛生法第13条第1項で規定される食品、添加物等の規格基準、
食品表示法第4条で規定される食品表示基準の詳細に加え、
特別用途食品・保健機能食品の理解を問う問題も出題され、苦手とする方も多いのでは？
食品表示基準では、栄養成分表示・アレルギー表示・期限表示が頻出です。
★第37回-57
食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 .品質が急速に劣化しやすい食品には、賞味期限を表示しなければならない。
2 .食物繊維量は、表示が推奨されている。
3 .食塩相当量の表示値は、グルタミン酸ナトリウムに由来するナトリウムを含まない。
4 .大麦を原材料に含む場合は、アレルゲンとしての表示が義務づけられている。
5 .分別生産流通管理された遺伝子組換え農作物を主な原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示を省略することができる。
正答：2
また、社会情勢に応じて法改正がされるため、過去問を利用する際にも最新情報との照合が不可欠です。
令和に入り変更があった「食品の表示と規格基準」の主な内容
・特別用途食品の表示許可の追加（糖尿病用組合せ食品、腎臓病用組合せ食品）－2019年9月
・アレルギー推奨表示品目（アーモンド）の追加－2019年9月
・栄養成分表示の完全義務化－2020年4月
・遺伝子組み換え表示の義務付けの対象農産物に「からしな」が追加－2022年3月
・アレルギーの義務表示品目（くるみ）の追加－2023年3月
・遺伝子組み換えでない旨の表示基準の改定－2023年4月
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