東京アカデミー大分校
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こんにちは。東京アカデミー大分校です。
皆さんの中には過去問を使って試験対策をされている方が多いと思います。
本試験における過去問を活用した出題については、「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会※ 報告書」の中で下の画像のとおり記載されています。
※保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会…(簡単に言うと)国家試験の諸々の課題や改善点について話し合いをする会
そのため、(特に必修問題対策では)過去問を使って勉強をすることはとても効果的です。
ただし、過去問をただ解いていくだけでは勉強になりません。
なぜなら『過去問を活用して出題する=過去問をそのまま出題する』ではないからです。
ではどのように活用して出題されているのでしょうか?
前回実施された第112回看護師国家試験でも過去問を活用して出題されていた問題がありましたので、活用パターンごとに確認していきましょう!
※各問題の正答番号は記事の下にまとめて掲載しています。
母乳栄養の児に不足しやすいのはどれか。(正答率99.1%)
1. ビタミンA
2. ビタミンB
3. ビタミンC
4. ビタミンE
5. ビタミンK
母乳栄養で不足しやすいのはどれか。(正答率98.4%)
1. ビタミンA
2. ビタミンB
3. ビタミンC
4. ビタミンE
5. ビタミンK
モルヒネの副作用(有害事象)はどれか。(正答率97.1%)
1. 出血
2. 難聴
3. 便秘
4. 骨髄抑制
モルヒネの副作用(有害事象)はどれか。(正答率98.3%)
1. 出血
2. 便秘
3. 高血圧
4. 粘膜障害
看護師は正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定している法律はどれか。(正答率98.4%)
1. 刑法
2. 医療法
3. 保健師助産師看護師法
4. 看護師等の人材確保の促進に関する法律
保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務はどれか。(正答率98.7%)
1. 研究をする。
2. 看護記録を保存する。
3. 看護師自身の健康の保持増進を図る。
4. 業務上知り得た人の秘密を漏らさない。
チアノーゼとは( )の絶対量が増加して5g/dL以上になり、皮膚や粘膜が紫から青紫色を示す状態のことをいう。
( )に入るのはどれか。(正答率98.4%)
1. ビリルビン
2. ヘモグロビン
3. ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉
4. 脱酸素化ヘモグロビン〈還元ヘモグロビン〉
チアノーゼで増加しているのはどれか。(正答率99.2%)
1. 血中酸素分圧
2. 還元ヘモグロビン
3. 酸化ヘモグロビン
4. 血中二酸化炭素分圧
このように過去問の活用パターンは複数あります。
今皆さんが解いている過去問も、本番では少し視点を変えて出題されるかもしれません。
過去問を使って勉強するときは、正答だけを覚えるのではなく、「どうしてその選択肢が正答なのか」「他の選択肢はどうして違うのか」といった根拠や周辺知識まで確認するようにし、様々な問われ方に対応できる力を身に付けていきましょう!
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問題正答番号
活用パターン①
第112回試験AM25:5 第105回試験PM25:5
活用パターン②
第112回試験PM16:3 第107回試験PM20:2
活用パターン③
第112回試験PM5:3 第109回試験PM5:4
活用パターン④
第112回試験PM14:4 第108回試験AM13:2