東京アカデミー青森校
ブログ
こんにちは。青森県職員・青森県内市町村職員等の公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの佐井です。
近年、従来の公務員試験から、SPI3やSCOAをに切り替えて実施する自治体が増えてきており、弊社にも「自分の受験する自治体がSPIに変わったため公務員試験の対策はしなくてもよいか」といったご質問が多数寄せられております。
そこで、本日はこのSPI3・SCOAの違いと公務員試験との関連についてお話しします。
呼び方は様々ですが、SPI3もSCOAも次のような受験形式があります。
このうち、SPI3を採用する市役所試験では1・2が、SCOAを採用する試験では3が多いようです。
いずれにせよ、受験方式は募集要項に「テストセンターで実施」などと明記されていることが多いですから、詳細に調べればわかりますね。
問題は次です。
「SPIやSCOAにも色々な科目があるようだけど、私の受験する自治体はどのタイプ?」、
「どんな科目が出題されるのか?」
というご相談がかなり寄せられています。
おおざっぱにSPI3やSCOAといっても、様々なタイプがあり、どういった対策が必要なのか予想するのは難しいです。
しかし以下の特徴を踏まえれば、(確実ではありませんが)だいぶ見当がつきやすくなります!
SPIは『知能検査』で訓練が必要であり、公務員試験の対策と似ています。
SPIであれば筆記試験でも不合格となる場合が多くありますので、公務員試験(教養試験)の一般知能対策には役に立ちます。
SCOAは『学力検査』で、中学・高校で学習する基礎知識の暗記が必要となり、公務員試験やSPIの学習とは異なります。
こちらは基本的な知識があればおおよそ1次を通して、面接でふるい落とすという、民間に似た採用試験となります。
SPI・SCOAは対策法が異なりますが、どちらも試験のハードルを下げ、受験生を多く集めることを目的としておりますので、倍率は高くなり、その自治体の専願受験は危険です。
よって、公務員試験の勉強するかどうかは、併願先を民間企業にするか、公務員試験を課す自治体にするかによって異なります。
民間企業を併願するのであれば、公務員試験対策は不要です。
しかし、併願先を公務員とするのであれば、公務員試験対策を取るべきです!
公務員試験を課す試験は、国家一般職や青森県など倍率が3倍を切っており、チャンスの年が続いています。
準備な大変な試験ほど、倍率は低くなりますので、将来の職業をしっかり考えて対策を取りましょう!
青森校では2024年度対策通学講座が9月より開講となります。
来年の確実合格を目指すために早期からしっかり学習を開始しましょう!
通学講座の詳細は以下のサムネイルをクリックしてご確認ください。
2024年度の受験に向けて個別相談を随時行っております。
勉強の仕方や試験情報など、皆様の状況や受験先に合わせてアドバイスします!
個別相談のご予約は以下のサムネイルをクリックしてお申し込みください。