【公務員高卒】時事問題出題予想：賃金のデジタル払い解禁

こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の山本です。

会社から従業員に支払われる給与には、最低賃金など様々な規制があります。
その一つが現金払いの原則です。
しかし実態として利便性などの観点から、労働者の同意により銀行振込も認められていました。

さらに2023年4月からは「〇〇pay」や「〇〇払い」などの決済サービス(厚生労働大臣が指定した業者)の口座へ支払うことが可能となりました。
こちらも労働者個々人の同意が必要です。大多数の労働者がデジタル払いに同意したとしても、同意していない労働者にデジタル払いを強制することはできません。同じ会社の中で銀行振込で受け取る人もいれば、〇〇payで受け取る人もいる、という状態になります。また現金化できないポイントや仮想通貨での支払いはできません。

その他詳細は　厚生労働省のページ　をご覧ください。

さらに中央銀行デジタル通貨はまだ実現されていないので注意しましょう。

広島校ではこのような試験で出題されるかもしれない最新時事情報を教室で紹介しています。