【公務員高卒】時事問題出題予想：最低賃金が全国平均1,000円突破の見通し

こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の山本です。
前回が賃金に関することを取り上げましたので、今回は最低賃金について扱います。

最低賃金とは、使用者が、労働者に支払わなければならない最低限の賃金です。
各都道府県ごとに決められる地域別最低賃金と、特定の産業に適用される特定最低賃金がありますが、ニュースなどで取り上げられるときは一般的に地域別最低賃金のことが多いです。

都道府県ごとに決められるので、すでに1,000円を超えている地域もあります。一般的に都市部の方が高く、地方は安いなど地域ごとにも差があります。

正社員、パート、アルバイトなど労働者の雇用形態に関わらず適用されますが、いわゆるギグワーカーには現時点で適用されていません。

2023年10月1日から、最低賃金の全国平均が1,000円を超える見通しとなっています。
裏を返せば2023年8月8日現在、全国平均は1000円を超えていませんので注意しましょう。

国家一般職採用試験で労働局を受験される方は是非知っておいていただきたいニュースです。

広島校ではこのような試験で出題されるかもしれない最新時事情報を教室で紹介しています。