東京アカデミー福岡校
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こんにちは!福岡校の関口です🐟.。o○
今年度の公務員試験を受験予定の皆さんは、現在本試験に向かって日々学習に励まれていることかと思います。
特にこの時期は、「演習」を通して、これまで学んできたことのアウトプットをしている方、時間を計って本試験の時間配分を練習されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のブログでは、本試験で皆さんの実力が120%発揮できますよう、「公務員試験問題の解き方のポイント」をご紹介します🙌
★受験する試験のタイプを把握しよう!
高卒程度の公務員試験問題は、文章理解から始まる「文章理解先行型」と一般知識から始まる「一般知識先行型」に分けられます。「文章理解先行型」は国家公務員系の試験に多く、「一般知識先行型」は地方公務員系の試験に多いのが特徴です。下記は職種別問題の順番・配列をまとめたものです。
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職種 |
問題の順番・配列 ※( )数字は問題数 |
制限時間 |
文章理解先行型 |
国家公務員一般職・税務職員 |
「文章理解(7)」→「一般知能(13)」→「一般知識(20)」 |
90分 |
刑務官 |
「文章理解(7)」→「一般知能(13)」→「一般知識(20)」 |
90分 |
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海上保安学校学生・入国警備官 |
「文章理解(7)」→「一般知能(13)」→「一般知識(20)」 |
90分 |
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東京消防庁Ⅲ類 |
「文章理解(8)→「一般知能(14)→「一般知識(23)」 |
120分 |
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一般知識先行型 |
地方初級(9月17日)StandardⅡ |
「一般知識(20)→「文章理解(6)」→「一般知能(14)」 |
120分 |
地方初級(9月24日) 全国パターン |
「一般知識(25)→「文章理解(9)」→「一般知能(16)」 |
120分 |
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警視庁警察官Ⅲ類 |
「一般知識(25)」→「文章理解(8)」→「一般知能(17)」 |
120分 |
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裁判所職員一般職 |
「一般知識(21)」→「文章理解(9)」→「一般知能(15)」 |
100分 |
※地方初級(9月17日)LogicalⅡ、Light試験は、一般知能先行型となります。
※要注意!受験生が失敗しがちな解き方
ここで受験生が解き方で一番失敗してしまう例を挙げます。それは、文章理解先行型のタイプで、問題を1問目から問題順どおりに解く場合に陥ってしまうケースです。
例えば、最初の出題、文章理解(長文読解)は、緊張がピークの状態で初めて目にする問題ですので、普段は得意な方でも、文章を理解するのに時間を要してしまうことが多いです。また、最初の問題のため何としても正解したい思いが強く、いつもよりも時間をかけてしまい、ペースを崩してしまうこともあります。一度崩したペースを元に戻すことは容易ではありません。続く一般知能でも同じペース若しくは、解けそうで解けない問題に時間を費やしてしまうと、一般知能を解き終えた頃には、一般知識を解く十分な時間は残されておらず、ベストの結果を得られなかったという話しはよく耳にします。
★失敗しない解き方とは・・・
そこで今回オススメする「失敗しない解き方(解く順番)」は、一般知識先行(一般知識→文章理解→一般知能の順)で解くやり方です。
《理由1》
一般知識(政治・経済・社会、地歴・理科等)は、基本的には答えを知っているか?知らないか?ですので、マークシートを黒く塗りつぶす単調な作業を繰り返すことで、緊張を緩和する効果(自分のペースに持ち込むこと)が期待できます。一般知識を最初に解く(1問1分以内/45~50秒目標)ことで、上述したようなリスク(後半に多数の問題を残してしまう)が低くなります。
《理由2》
一般知識を最初に解くことで、文章理解がスムーズに解けるようになる。
一般知識の問題形式は、通常「次の文の中で正しく言える(妥当な)のはどれか?」という設問が多数です。一方、文章理解、例えば現代文の内容合致では「次の文と内容が合致しているのはどれか?」になりますので、解き方は基本同じ(仮に、正答がわからなくても、消去法で選択肢4つ消すことができれば、答えを導くことができる)ですので、究極的に、一般知識は、短い文の文章理解とも言えるのではないでしょうか。したがって、一般知識(短文)に慣れてから、文章理解(長文)へ行った方が、解き方の準備体(頭の整理)ができていますので、1つの手法として、おすすめです。
もちろん、受験生の皆さんの中には「最初に一般知識を解くのではなく、一般知能や文章理解を解いた方が点数を取れる」という方もいらっしゃると思います。
試験問題を解く順番に正解はありません。一人ひとり個性・能力・適性は異なりますので、本試験までに多くの演習問題で様々な解き方を試して、ご自身の実力が120%発揮できる解き方を確立させてくださいね😄
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