東京アカデミー仙台校
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来年(2024年度)実施される宮城県、仙台市や県内市町村、国家公務員などの試験を目指しておられる皆さん、こんにちは。東京アカデミー仙台校 公務員担当の土谷です。
現在、高校2年生の方(および来年の高卒程度公務員試験を目指されている方)へのアドバイスです。
テーマは、ずばり「時事問題」への準備について、アドバイスいたします。
年々、時事問題への理解を問う問題の割合が増えています。社会の課題を改善するのがお仕事の1つである公務員ならではの傾向ですね。
どんなテーマの時事問題が出題されるのか、ここ数年間の問題を紐解くと、
「人口問題(少子高齢など)」「雇用や労働問題(失業率など)」「環境問題(温暖化など)」この3大テーマは頻出です。
その他、消費者問題、国際社会の動き(首脳会議や紛争など)、情報化社会、国内の諸問題(ヤングケアラー、8050問題など)も見られます。
今から少しずつ始める準備としては、上記の3大テーマに関わる「今のデータ」「将来の予測データ」「用語」を見ておくことです。ご家庭で問題を出し合って、興味、関心を深めることも有効です。
☆今の日本の人口は・・・
☆高齢化率はどれくらい・・・
☆出生率はどれくらい・・・
☆失業率は・・・
☆「フレックスタイム制」「ワークシェアリング」・・・とは
☆「カーボンニュートラル」「ラムサール条約」・・・とは
何で調べていけばよいか。公務員試験の問題で扱われるデータは、国の統計資料に沿ったものが大半です。なので、さまざまな「白書」から確認するのが確実です。
「厚生労働白書」「環境白書」「高齢社会白書」、警察官ご志望なら「警察白書」などは、とても参考になります。
但し、各白書ともページ数、情報量が膨大で、どれが大事なのかを選別するのはたいへんです。
東京アカデミーでは、これらの中から必要な情報をピックアップし、本試験問題との関連を解説した「時事データブック」「白書資料集」などを制作しています。
通学講座の時事の授業では、これらのテキストを使用して、効率よく学んでいただきます(参考)。プラス、宮城県や仙台市では何をしているか・・・お話ししたりします。
☆☆☆また、時事問題には、「旬なテーマ」と言われるものがあります。
分かりやすい例では、コロナウィルスが拡大したときには、感染症予防、コロナウィルスの効果的な予防法などが出題されたりしました。
では、皆さんが受験される2024年度はどうでしょう????
2024年に何が起こるかを言い当てることは難しいですが、はっきり分かっていることをいくつかご紹介します。
1)『2024年問題』:2024年には歴史上初めて50歳以上の人口が5割を超える国となる。
➡世界のどの国も経験したことのない年齢割合になる・・・これは大きな問題なので、人口問題の出題は相当、高い確率だと言えます。
2)通信関連の2024年問題:2025年ごろに維持限界を迎えるNTT東日本・西日本のPSTN中継・信号交換機をIP網に一斉に切り替える年になる。つまり、固定電話網がIP網へ移行し、ISDNの「ディジタル通信モード」が終了することになります。
➡世界のどの国も経験したことがない大規模な事業です・・・・通信事情、情報化などに関する問題が出る可能性も高いかもしれません。
この2つのテーマにも興味、関心を持っておきましょう。
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ご予約が重ならない限り、ご希望の日時での実施を心掛けています。お気軽にご利用ください。
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