東京アカデミー横浜校
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こんにちは。
東京アカデミー横浜校 教員採用試験対策担当です!
8月も下旬に差し掛かってきましたね。まだまだ暑い日が続きそうです…
前回のブログで教養試験の概要について触れましたが、今回は「専門試験」についてお話しようと思います。
教養試験が全校種対象の試験とすると、「専門試験」は自身が指導する教科に関する知識を問う試験です。
神奈川エリアは、マークシート式・60分ではありますが、「教養試験」と比較すると、断然「専門試験」のが難易度が高い!
「教養試験」は、神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市のどの自治体で受験しても問題は一緒です。
「専門試験」は、神奈川県の高校区分のみ他3自治体と異なるので、高校を目指されている方は要注意!
どの校種で受験しても、各校種の学習指導要領については必須!
それに加え、専門的知識を問われる出題が多いことから、範囲が膨大なので、早めに取りかかることをお勧めします。
では、2022年夏試験の小学校全科の問題を見てみましょう。
〔7〕令和5年7月現在の日本の選挙件について述べているものとして、適切ではないものを次の①~⑤のうちから選びなさい。
① 選挙区や議員呈するなどの選挙の仕組みを選挙制度という。日本の選挙制度は、公職選挙法によって定められている
② 日本の国民は万18歳以上が選挙権を持つ。国政選挙では2016年の参議院議員選挙から適用された。
③ 期日前投票制度では仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭などの理由で当日に投票できない場合、選挙期日前に投票できる。
④ 衆議院議員の被選挙権は、25歳以上、参議院議員の被選挙権は、30歳以上である。
⑤ 現在の日本の衆議院の選挙制度は、一つの選挙区から複数の国会議員を鰓部中選挙区制度が採られている。
〔27〕「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」「第2部 外国語化の目標及び内容 第2節 英語 第3 指導計画の作成と内容の取扱い」の説明として適切ではないものを、次の①~⑤のうちから選びなさい。
① 学習の基礎の段階では、単純な文構造を取り上げ、学習が進むにつれて、複雑な文構造を主として取り上げるようにすることが大切である。
② やり取りを行う活動の際には、機械的な練習にならいよう、多様な言語の使用場面を設定したり、既得の語句や表現を使用して、会話を広げるように促したりする指導の工夫が考えられる。。
③ 語彙には受容語彙と発信語彙があることに留意することと同様に、三つの領域別の目標に応じて、ある言語材料については、その意味をとらえることができるように指導することに留める。
④ 音声の指導については、繰り返し触れたり活用したりする中で指導する必要がある。その際、英語の音声の特徴に気付かせ、必要に応じて発音練習などを通して指導するようにする。
⑤ 小学校の外国語科においては、文法の用語や用法の指導を行うのではなく、言語活動の中で用いられる表現として聞いたり話したりして活用できるようにすることが重要である。
小学校を目指されている方は、解けましたか??
〔7〕は主要4教科の中の社会からの出題、〔25〕は学習指導要領 解説の外国語からの出題です。
神奈川エリアの小学校全科の「専門試験」において、主要4教科(国・社・算・理)は中学~高校1年生レベルの範囲の中からの出題となり、その他の音楽・図工・保健体育・家庭・外国語は学習指導要領や学習指導要領 解説から出題されています。
そのため、主要4教科については、分野ごとにどこが出題されても良いように学習することが必要です。
まずは、学習するにあたり、どの分野がどう出題されているのかを本試験問題から自身の目で確認しておきましょう。
過去の本試験問題を分析した表などもありますが、どの分野かというのは、自分の目で見て確認することが何より大切!
ぜひ目を通すところからスタートしてみてくださいね★
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