東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校チューターの階元です。
今回は,理系学部所属の私が行政・事務系の公務員試験を受験するにあたって理系学部で苦労した点・良かったと思う点をお話します。
私は,水産学部に所属しています。理系学部であるため,公務員試験を受験するまで法律系や経済の勉強はしたことがありませんでした。
そのため,公務員試験の勉強を始めた頃は,専門科目の内容を理解するのにとても苦労しました。しかし,とにかくやるしかないので,何度も何度も出たDATA問を繰り返し解くことで頭に叩き込みました。
理系学部で苦労したことはもう一つあります。
それは,面接試験です。
私は,水産の技術職を選択することなく行政を選択し受験したので,面接試験では「なぜ水産系の職に就こうと思わなかったのか」「なぜ専門職ではなく行政を選んだのか」「学校ではどういうことを学んでいるのか」など質問をされました。この質問に対して,私は面接練習を通して回答を準備していたため,戸惑うことなく答えることができました。
水産学部だけではなく,工学部や農学部なども専門職という選択肢を持っているため,面接で聞かれる可能性は十分あります。自分の中である程度答えをまとめておくことで,本番で慌てることなく面接を受けることができると思います。
逆に理系学部で良かったなと思う点もありました。
それは,面接試験で面接官の印象に残りやすい点です。
専門職に進む選択肢がある中,なぜ行政の方に進もうと思ったのかという質問できちんと自分の考えを伝えることができれば,理系学部に不利だと思われる行政の試験も逆に有利に変えることができると思います。
これは,私と同じ水産学部に所属する友人も言っていました。
また,私は水産学部という限られた大学にしかない学部に所属していることも面接試験で合格することができたポイントであったという風に感じています。
理系学部に所属し,今行政の試験を受験しようと考えている方は,「自分が行政の方に進んで何をやりたいのか」,「行政の職に携わる中でも大学で学んだことをどのように活かしていくことができるか」等を考えておいた方がいいと思います。
不利だと思われる状況でも,それを逆に強みに変えて合格に向かって頑張ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。