【教員採用試験対策】2024年夏試験　神奈川エリア志望者必見！　最新出題③　～教育原理～

こんにちは！
東京アカデミー横浜校 教員採用試験対策担当です。

9月になりましたね！前回のブログよりも少しだけ日が空いてしまいました…
今回も前回に引き続き2023年夏試験の本試験問題に触れながら、出題傾向を見ていきましょう。

神奈川エリアの教養試験の「教職教養」は15問出題されます。
例年、各分野の問題数は変動します。2023年夏試験は、原理5問、法規5問、心理5問となりました。

教育原理5問はどの分野が出題されたのか？

教育原理5問の出題分野は、

・「小学校学習指導要領解説　総則編」（平成29年7月告示）
「第３章　教育課程の編成及び実施　第１節　小学校教育の基本と教育課程の役割　４　カリキュラム・マネジメントの充実（第１章第１の４）」
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・「中学校学習指導要領」（平成29年7月告示）
「第５章　特別活動　第２各活動・学校行事の目標及び内容　〔学級活動〕　２　内容⑶ 一人一人のキャリア形成と自己実現」
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・「高等学校学習指導要領解説　総則編」（平成30年7月告示）
「第３章　教育課程の編成　第１節　高等学校教育の基本と教育課程の役割　４　就業やボランティアに関わる体験的な学習の指導（第１章総則第１款４）」
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・「特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」（平成29年4月告示）
「第４章　外国語活動　第２款　知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校　１目標」
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・「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して～すべての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、共同的な学びの実現～」（令和3年1月26日中教審第228号 ）
「第 Ⅰ 部　総論　３.　２０２０年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿（１）子供の学び」
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神奈川エリアの採用試験において、学習指導要領からの出題が2008年を除いて毎年出題されており、特に「総則」と「道徳」に関する出題が多い傾向があり、近年では「解説」の「総則」からも出題されています。
また、大半が空欄補充であることから、内容を理解した上で、空欄補充の練習を繰り返し行ってみましょう。

神奈川エリアの筆記試験において、答申や通知などの文書に関わる問題は文書が発出されてから１～２年後に出題されています。
実際に、2021年1月に発出された答申の『令和の日本型学校教育の構築を目指して』については今年出題がされています。
2024年夏試験においては、昨年12月に改訂された『生徒指導提要』について、発出から1年が経過する内容とありますので、問われる可能性がとても高いかと思われます。
この『生徒指導提要』は小学校から高等学校教育における生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書のため、試験に出題される、されないにかかわらず必ず読み込むことが必要です。

「この答申は、最新だから、出題されないだろう」と山かけすることなく、内容を踏まえ、重要事項は確認しておくことをお勧めします。
なぜかというと、筆記試験で出題はされずとも、個人面接の中で、最新教育時事を知っておかないと回答に困るような質問をされることがあります！
実際に、ここ何年かICTの利活用に関する質問や、『令和の日本型学校教育の構築を目指して』の答申を知ったうえで回答させるような質問もされています。
いつ傾向が変わるかはわからないので、最新教育時事分野も網羅して学習しておきましょう。

次回は、教育法規についてお話していきます。

こちらのブログもぜひ！
・神奈川エリア 教員採用試験のスケジュール
・神奈川エリア志望者必見！　最新出題①
・神奈川エリア志望者必見！　最新出題②

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