東京アカデミー池袋校
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こんにちは。池袋校公務員担当です。
今回は判断推理の傾向と対策に関してです。
まず、出題数がどれくらいか見てみましょう。
主な職種の「判断推理」の出題数です。
国家一般職 8問(空間把握2問)
国家専門職(国税・財務・労基) 8問(空間把握1問)
東京都 7問(空間把握4問)
東京特別区 8問(空間把握4問)
裁判所事務官⼀般職 10問(空間把握3問)
地方上級 自治体によっても異なるが概ね9問(空間把握4〜5問)
市役所 自治体によっても異なるが概ね7問(空間把握3〜4問)
「判断推理」の出題数は、「数的推理」と同程度で、どちらかに極端に偏ることはないのが一般的な傾向ですが、職種による違いはあります。
判断推理に含まれる空間把握の出題数には職種による違いがあるので、結果的に、
いわゆる純粋な判断推理の出題数に違いが出てきます。
判断推理の出題分野については、前述しましたが、基本的な考え方のバリエーションはわずかです。
しかも、判断推理の平均的な難易度は決して高くはありません。
このように判断推理は、得点源になる分野といえます。
ですが、判断推理には思わぬ落とし穴があることに注意が必要です。
確かに、とっつきやすく、数的処理に苦手意識のある受験生にも比較的勉強しやすい分野です。しかし、きちんと解法パターンを確立しておかないと、「解けるけど時間がかかる」ことになる恐れが多分にあります。
つまり、やってみるとなんとなく解けるからといって、漫然と過去問を解いていると、解法パターンが確立されず、本試験で思わぬ時間の浪費をしてしまう危険性があるということです。
そうならないためにも、解き方を暗記するだけでなく、どの手順で解答にたどりつくか、自分なりの解法パターンを確立することが重要ポイントになります。
判断推理の科目は出題数が比較的多いため、しっかりと対策をして得点源にできるように
しましょう!