東京アカデミー青森校
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看護師国家試験対策講座担当の小笠原です😄
第113回看護師国家試験受験生の皆さんは、過去問題を上手に活用できていますか?
受験勉強に欠かせないツールに「過去問題」があります。
皆さんも過去問題を使って国家試験対策を進めていることと思います。
青森県内の各学校でのガイダンスの際にも必ずお伝えしていますが、
本試験における過去問を活用した出題については、「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書」の中で下記のように記載されています。
※保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会とは?
→簡単に言えば「国家試験の諸々の課題や改善点について話し合いをする会」
5)既出問題について
既出問題の活用は、難易度の安定化の観点からも有用であり、引き続き活用する。
看護師国家試験における必修問題は、看護師にとって特に重要な基本的事項を問うものであることから、限られた範囲の中で繰り返し問うことが妥当である。そのため、重要な基本的事項を繰り返し出題するなど、必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく。
そのため、特に必修問題対策においては「過去問題を使った勉強」がとても重要な意味を持ちます。
ここ数年の国家試験の必修問題の平均点が高いのも、過去問題を流用した出題が目立つから・・・かもしれません。
とは言っても、過去問をただ解く、答えを暗記するだけでは勉強になりません💦
なぜなら『過去問を活用して出題する=過去問をそのまま出題する』ではないからです。
では、どのように活用して出題されているのでしょうか?
第112回看護師国家試験でも過去問を活用して出題されていた問題がありましたので、
いくつか活用パターンごとに例を挙げていきます🙌
1. ビタミンA
2. ビタミンB
3. ビタミンC
4. ビタミンE
5. ビタミンK
1. ビタミンA
2. ビタミンB
3. ビタミンC
4. ビタミンE
5. ビタミンK
1. 出血
2. 難聴
3. 便秘
4. 骨髄抑制
1. 出血
2. 便秘
3. 高血圧
4. 粘膜障害
1. 刑法
2. 医療法
3. 保健師助産師看護師法
4. 看護師等の人材確保の促進に関する法律
1. 研究をする。
2. 看護記録を保存する。
3. 看護師自身の健康の保持増進を図る。
4. 業務上知り得た人の秘密を漏らさない。
1. ビリルビン
2. ヘモグロビン
3. ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉
4. 脱酸素化ヘモグロビン〈還元ヘモグロビン〉
1. 血中酸素分圧
2. 還元ヘモグロビン
3. 酸化ヘモグロビン
4. 血中二酸化炭素分圧
このように過去問の活用パターンは複数あります。
今皆さんが解いている過去問も、本番では少し視点を変えて出題されるかもしれません。
過去問を使って勉強する際は、正答だけを覚えるのではなく、
「どうしてその選択肢が正答なのか」「他の選択肢はどうして違うのか」といった根拠や周辺知識まで確認して、様々な問われ方に対応できる力を身に付けていきましょう!
🌟過去問題正答番号🌟
活用パターン①
(第112回)午前25:5 (第105回)午後25:5
活用パターン②
(第112回)午後16:3 (第107回)午後20:2
活用パターン③
(第112回)午後5:3 (第109回)午後5:4
活用パターン④
(第112回)午後14:4 (第108回)午前13:2
🌟人体・疾病スペシャル 9/9(土)・10(日)青森校教室対面
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