東京アカデミー高崎教室
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こんにちは。公務員試験対策の予備校、東京アカデミーの公務員試験対策担当です。
本日のブログテーマは『ミクロ経済学の傾向と対策』です。
ミクロとマクロから成る経済学は、行政系専門試験の中では民法と並ぶ最難関の科目です。
専門試験40題必須解答の地方上級A日程(6月)全国型では9題、
B日程(7月)・C日程(9月)市役所では10題出題されます。
また、50題中40題選択解答のA日程(6月)関東型では13題、
55題中40題選択解答の特別区(5月)では10題です。
※出題数は年度により多少変動します。
最低60%は正解したい専門試験。
経済学はその出題数の多さゆえ、
地方公務員試験では捨てるわけにもいかない科目と言えるでしょう。
ミクロ経済学は、
例えば東京アカデミーの基本書『公務員試験準拠テキスト』では、
1.消費者理論
2.生産者理論
3.市場の均衡
4.不完全競争市場
5.市場の失敗
6.消費者理論の応用
7.貿易理論
という7つの大単元で構成されています。
国家一般職の頻出項目は消費者理論、不完全競争市場、消費者理論の応用に関する問題です。
おおむね毎年ないしは隔年で 1 問以上出題されています。
内容としては消費者理論では「予算制約と最適消費」が頻出で、
「需要の価格弾力性」も多くなっています。
不完全競争市場では「ゲームの理論」に関する問題が頻出です。
消費者理論の応用では、「労働供給理論」が頻出。
また、それ以外では、市場の均衡分野の「市場均衡と産業の長期均衡」等に関する出題、
市場の失敗分野の「外部性」等に関する出題が目立ちます。
効用最大化問題および各種費用関数については十分に学習しておきましょう。
出題レベルは基本~標準です。
費用曲線のグラフの読み取りについても確実にマスターしなければなりません。
地方上級については、国家一般職に比べると比較的偏りは小さくなっています。
頻出項目は、生産者理論、市場の均衡、市場の失敗、消費者理論の応用に関する問題です。
「外部性」からの出題が近年多くなっていますので、詳しく学習する必要があります。
地方上級では、問題の難易度の差が大きいため、簡単な問題を素早く確実に解くことが合格には不可欠となります。
なお、公務員試験における経済学は、
1)基本概念・理論の理解を問う文章題
2)パターン化された計算問題
3)グラフを用いた問題
の出題が中心で、初めて本格的に学習する文系の方でも、基礎理論と過去問を反復すれば合格点を取ることは可能ですし、
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