東京アカデミー函館教室
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こんにちは!高卒・短大卒程度公務員担当の石山です😄
昨日9月3日(日)の国家公務員一般職・税務職員採用試験を受験した皆様、お疲れ様でした!
今年度の申込者数は、
国家一般職(事務・北海道)は560名(昨年:517名)
国家一般職(技術・北海道)は98名(昨年:110名)、国家一般職全体で9,889名(昨年:11,191名)でした。
税務職員(北海道)は99名(昨年:223名)で全体で4,952名(昨年度6,523名)でした。
北海道内では国家一般職事務区分の申込者はやや増え、一方で国家一般職技術・税務職員の申込者は減少しています。
税務職員は採用予定数を昨年40名⇒今年度25名と少なくなっていることも影響がありそうですね。
今回は参考までに2022年度(昨年度)の国家一般職・税務職員の1次合格の予想ラインをご紹介します。
以下の情報は人事院HPに掲載されている「2022年度 合格点及び平均点等一覧」及び「合格者の決定方法」をもとに東京アカデミーが算出したものになります。
※❶基準点
原則として満点の30%の得点を表します。基準点に達しない試験種目が一つでもある場合、他の試験種目の成績にかかわらず不合格になります。
※❷標準偏差
受験者の得点のばらつき具合を示す指標を表します。この数値が小さければ受験者の得点が平均点付近に多く分布し、大きければ幅広く分布していることを表します。
【 ①基礎能力試験(共通)・②適性試験(国家一般職/事務・税務職員のみ)・③専門試験(国家一般職/技術のみ) 】
※❸素点
1問1点とカウントしたときの得点(正解数)を表します。素点の満点は基礎能力試験は40点(40問)、適性試験は120点(120問)となります。
※❹合格(標準)点
合格者を決定する際に使用する数値を表します。試験種目によって満点が異なっていること、受験者の素点のばらつきが異なっていることの影響を修正するために用いられるもので、各受験者の成績が受験者全体の成績分布の中でどの辺りにあるかを相対的に示します。
上記の表は、①基礎能力試験・②適性試験・③専門試験の素点の組み合わせが1次試験の合格予測ラインを表しています。
例えば、昨年であれば、国家一般職(事務・北海道)は、1次合格素点①(基礎能力試験)が19点の場合、素点②(適性試験)は63点で合格(標準)点294点となり、2022年度の1次合格(標準)点は288点でしたので1次合格と予測できます。
とは言え、上記の例では、1次合格点ギリギリなので、最終合格点までを考えると基礎能力試験や適性試験は1点でも多いと面接が苦手!という方も安心できるかと思います。
こちらはあくまで昨年度の試験時のものですので、1次合格はこのようにして決まるんだな~!と参考にしていただければ幸いです。
翌週以降も高卒程度公務員の本試験も続きます。体調管理を気を付けて万全の状態で受験できるようにしましょう🔥