東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー京都校教員採用試験担当です。
今回は、教員採用試験の中でも配点の高い人物試験の対策法についてご紹介します!
人物試験とは、個人面接、集団面接、集団討論、模擬授業などのことです。このような人物試験は、直前に対策をしても身につきません。
対策を早めから始め、何度も練習を重ねていくうちに力がついてきますので、少しずつ対策を始めていきましょう!
まずは自治体によって、試験内容や形式が異なるので自分の受験自治体ではどのような人物試験が実施されるのかを確認するところから始めましょう。
通常1人の受験者を対象に、2~4人の面接官が担当します。
じっくり時間をかけて受験者の人物像を掘り下げていくタイプの面接ですので、答えたことに対しての追質問をされることが多いです。
まずは、自己PRや志望動機など基本的な質問に答えられるように準備をするところから対策を始めましょう!
また、入室から退室までのすべてが評価対象となりますので、面接のマナー含めしっかりと練習をして面接に挑む必要があります。
(2023年夏実施試験の質問例)
・教員の不祥事についてどう考えますか(京都市)
・働き方改革についてどう考えるか(京都府)
・防災教育について、学校での取り組み(京都府)
・LGBTの子が自分の学級に居た時、どんなことに気をつかますか(京都府)
・安全な学級とは何か、そのためにどのように取り組むか(滋賀県)
・教育環境が異なる生徒が多くおり、中には教員に対して暴言や暴力行為をしてくる生徒もいる。教員も人間であるため、腹立たしく思うことも あるが、どのようにその場で指導していくか(滋賀県)
通常3~10人の受験者を対象に、2~5人の面接官が担当します。個人面接とは違い1つの質問に対して複数の受験者が順番に回答していくことになります。他の受験者の回答を踏まえて受け答えをする必要があります。「自分ならどうするか」を常に考え、周りの回答を聞き、対応できるようにしましょう。
(2023年夏実施試験の質問例)
・理想の教師像とは。その為に、今、取り組むことはなにか(滋賀県)※2022年も同じ質問がありました
・社会人として大切なことはなにか(滋賀県)
1グループ3~10人の受験者を対象に面接官2~5人で行われるのが一般的です。与えられた議題に対して受験者同士で話し合いを行うのが主な内容です。この討論の目的は、自分の意見を通すことではないので注意しましょう!異なる意見や立場の人と協調し、同じ目標に向かって議論を進められる人物であるかを見られています。他の人の意見をしっかり聞き、それを踏まえて自分の考えを伝えましょう。
<2023年夏実施試験の議題例>
・プロジェクトチームの初回会議のメンバーとして発言する設定(京都市)
「生徒の言語能力・情報活用能力・問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質能力をさらに育成するための取組や筋道立てをいかに構築するかがプロジェクトの柱である。この構築の実現に向けて、この活性化プロジェクトを推進していくか、プロジェクトチームのメンバーとして意見をまとめなさい」
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