東京アカデミー仙台校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の東です。
2023年度 宮城県・仙台市の教員採用試験が終了し、残すは合格発表を待つのみとなりました。
今年の教養試験は、例年と比べて問題数が25問と大幅に削減され、配点が1問4点とより「1問の重み」が大きくなりました。
特に教職教養の出題数が多く、一般教養が6問に対して、教職教養が19問と3倍以上の問題数が課されており、
出題内訳をみると、教育原理(9問)と教育法規(4問)について多く出題されました。
次年度以降もやはりこれらの科目の学習は重要となってくるでしょう。
そこで、今回は過去10年間の宮城県・仙台市 教養試験で出題された頻出テーマ(教育法規)についてまとめたデータをご紹介します。
是非今後の学習にお役立てください。
2014~2023年の宮城県・仙台市で出題が多かった問題(条文)は下記の通りになります。
1位『教育公務員特例法』……10年中7年で出題
➡頻出条文「第22条 研修の機会(5問)、第21条 研修(2問)、第23条 初任者研修(2問)等」※カッコ内は問題数
直近4年連続で出題されている要注目分野。
今年は1条に関する問題が出題されましたが、今年以外の6年は全て22条か23条が出題されていました。
2位『学校教育法』……10年中6年で出題
➡頻出条文「第11条 懲戒(3問)、第35条 出席停止(2問)等」
過去は1題の中に複数の条文を問われていましたが、近年では1題1条が続いています。
3位『教育基本法』……10年中6年で出題
➡頻出条文「第4条 教育の機会均等(3問)、第5条 義務教育(2問)、第10条 家庭教育(2問)等」
16条までの出題が中心。4条の2、3など1項以外からも出題が見受けられます。
4位『地方公務員法』……10年中6年で出題
➡頻出条文「第32条 法令及び義務(3)、第33条 信用失墜行為の禁止(3)、第34条 秘密を守る義務(3)、第35条 職務に専念する義務(3)等」
出題された場合には、直近10年間全てで第六節 服務 第30条~36条から出題されています。
その他、宮城県・仙台市のより詳しい本試験問題の分析や効率的な勉強方法に関しては、10月に実施する勉強法セミナー【筆記編】でご紹介予定です。
ご興味のある方は是非ご参加ください。
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