東京アカデミー神戸校
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みなさんこんにちは!東京アカデミー公務員試験担当です。
前回は大阪府を中心としたSDGsの取り組みを紹介しました。
今回は神戸市と京都市で行われているSDGsについて紹介していきます。
第5次神戸市基本計画などを踏まえ、5か年の実施計画である「神戸2025ビジョン」を策定しています。
本ビジョンは「まち・ひと・しごと創生法」において各地方公共団体に策定が求められている「地方版総合戦略」としての位置づけも有します。
本ビジョンに基づき、「海と山が育むグローバル貢献都市」の実現に向け取り組みを進めています。
⇒海あり山あり港あり(国際色豊か)の神戸だからこその取り組みが実施されていますね!
持続可能な社会の達成による持続可能な都市を実現するために、SDGsの達成に向けて貢献された方(団体または個人)に対し、神戸SDGs表彰を贈呈する表彰制度です。
神戸は都市近郊に里山が広がっている自然豊かな都市であり、この豊かな自然環境は神戸が誇る財産です。
里山の豊かな自然の恵みを享受し次世代に残していくために、SDGsの観点を踏まえながら、市民・企業・学校・NPO・行政等の様々な主体が連携しています。
神戸市では、下水資源の有効利用を図るため、下水からリンを回収する取り組みを行っています。
回収したリンを「こうべ再生リン」と名付け、有機質肥料などと配合し、環境にやさしい肥料「こうべハーベスト」として市内の農家へ販売。
世界情勢により肥料価格が高騰する中、ほぼ全量を輸入に頼っている貴重なリン資源を、地域で循環させる取り組みです。
神戸市は空港、鉄道、道路網含め物流の拠点でもあります。
この強み・特長を活かして、「ベストバランスエネルギー都市」「みどりあふれる都市」「生活を楽しむ都市」の3つの柱に、公民一体となって2020年に向けた20のプランに取り組み、低炭素社会の実現、エネルギーの安定供給とコスト低減等にチャレンジします。
市民の皆さんと一緒に「環境にやさしい行動」を考える機会として、サステナブルな事業に取り組む企業などと連携し、環境SDGsイベントを開催しました。
親子を対象とした“つめかえパックリサイクル”を知ってもらうワークショップや、コーヒーの豆かすからリサイクルして作られたマグカップへの絵付け体験、使用済み食用油のリサイクルに関する活動などを行います。
「きょうとSDGsネットワーク」は、オール京都でSDGsを強力に推進するための新たなネットワークです。
京都でSDGsの推進や社会課題の解決、地域の持続的な発展に貢献する事業者等を推奨するための制度を体系化し、相互に連携することにより、公と民が一体となって社会経済の好循環を生み出します。
SDGs、レジリエンス(精神的回復力)の重要性の高まりなどの時代潮流を踏まえ、市民力・地域力・文化力を生かして、生活者を基点に参加と協働で未来を切り拓くことを理念として、5年後に目指すべき京都の6つの未来像、そして未来像を実現するために特に優先的に取り組むべき8の「重点戦略」等を掲げています。
令和5年6月、SDGs達成への貢献を目指した2025年関西万博の開催に先立ち、万博に対する企業・市民等の関心度の向上やSDGsへの取り組みの機運を高めることを目的として開催しました。
SDGsの達成や万博に向けた取り組み事例・参画方法などが紹介されました。
SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGs達成に向けて共に考え、行動し、発信する「京都産学公SDGsプロジェクト」が発足しました。
SDGsの社会実装(研究開発によって得られた知識・技術・製品・サービスを、社会で活用すること。)を目標とした取り組み、シンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。
自治体のSDGsの一例を紹介しましたが、知っているものはありましたか?
各自治体はたくさんのSDGsに関する政策やイベント等を実施していますので、志望先のHPなどをチェックしてみてくださいね!
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