東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー岡山校 公務員科です。
本日は、①国家公務員、②地方公務員の試験に関してご説明します!
①国家公務員
公務員試験の中で最難関といわれる国家総合職、ハローワーク(労働局)や税関など各省庁で働く国家一般職、国税・財務・労基など専門的な知識を有する国家専門職があり、国家公務員の職種は多岐にわたります。スケールの大きな仕事に携わることができ、一貫性が有る専門性の高い業務内容なので、その分野のプロフェッショナルになることができます!
採用試験では、筆記試験・人物試験の総合得点で最終合格が決まるので、得意分野で苦手を補うことができます。
例えば、国家一般職(行政区分)の場合、配点比率は
基礎能力試験2/9、専門試験4/9、一般論文試験1/9、人物試験2/9です。
面接に自信がない…という方でも、筆記試験、特に専門試験を重点的に学習することで十分合格可能です。
②地方公務員
都道府県・市町村単位での採用となり、配属される部署によって業務が異なるので、幅広い業務を経験しながら、地域に根差した仕事ができます。
地方公務員ではほとんどの自治体が1次試験の結果を2次試験以降に反映しないリセット方式を採択しているので、1次筆記試験に合格しても、最終合格のためには2次以降の人物試験の対策が必要です。
また、近年の公務員試験では筆記試験を簡素化した『特別枠』を新設する地方自治体が増えていて、1次試験から面接を取り入れる自治体もあり、全体的に人物重視の傾向が強まっています。
もちろん筆記試験の対策も大切ですが、最終合格をつかむには人物試験対策も要になります!
公務員試験において大事なことは『併願をすること』です。
受験資格を満たし、かつ試験日程が被らなければ公務員試験はいくらでも併願できます。
例えば、
4月 地方特別枠
6月 国家専門職・国家一般職・地方A日程
7月 地方B日程
9月 地方C日程
10月 地方D日程
・・・というようにしっかり併願計画を立て、受験をしていくことで合格の可能性は広がります。
※4月の特別枠の受験により、同じ自治体の6月A日程は併願できない自治体もあります。
そして最終合格を掴むためには、最新の公務員試験情報を把握することが大切です!
地方B・C・D日程の教養試験は、StandardⅠ、StandardⅡ、LogicalⅠ、LogicalⅡ、Lightの5つのタイプに分かれます。全体的に時事重視であり、Logicalにおいては自然科学が出題されず、Lightでは「社会への関心と理解」が24題も出題されます。志望先の自治体がどの教養試験を採択しているかを把握していれば、試験勉強の計画が立てやすくなります!
公務員試験に向けて計画的に学習計画を立て、万全な状態で試験に臨む必要があります。
公務員試験について十分な知識を身につけ、最終合格を目指しましょう!