東京アカデミー広島校
ブログ
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校です。
10月13日に『令和6年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験』の結果について広島県教育委員会ホームページで公表されました。
詳細は【令和6年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験の結果について】をご確認ください。
校種ごとの試験結果は上記に記載されています(※教科別は登載者数のみ)。
2023年夏実施されました試験について、第1次試験での倍率、第2次試験での倍率をみていきたいと思います。
第1次試験の倍率(第1次試験受験者数÷第1次試験合格者数)ですが、校種毎では、小学校1.3倍、中学校2.9倍、高等学校2.8倍、特別支援学校0.9倍(※)、養護教諭4.8倍、栄養教諭7.6倍となっており、養護教諭、栄養教諭が高かったことが分かります。
(※…特別支援学校の合格者数には、〔小学校・中学校・高等学校〕で受験 → 〔特別支援(小・中・高)〕で合格された方が含まれています)
教科別でみると、一番高い倍率は〈高校保健体育〉の6.7倍で昨年とほぼ変わらずでしたね。次に昨年11倍であった〈高校日本史〉が5.5倍でした。同率で〈中学音楽〉5.5倍、〈高校書道〉5.5倍、昨年より高くなって〈中学保健体育〉が5倍でした。続いて4倍超えが〈高校数学〉で4.6倍でした。高倍率の【保健体育】志望者の方は、中学、高校どちらにせよ難関と言えますね。
また、上記のことから【栄養教諭】志望者にとっては、採用人数の減少からさらに厳しい状況になっていることが伺えます。
第2次試験の倍率(第2次試験受験者数÷第2次試験合格者数)は、1次試験免除者や現職教員等特別選考枠が含まれ、教科別でみることはできませんが、校種毎では、小学校1.4倍、中学校1.4倍、高等学校1.9倍、特別支援学校1.5倍、養護教諭1.3倍、栄養教諭2.5倍という結果でした。上記第1次試験の倍率と比べると、いかに第1次試験の突破が厳しいものか分かります。
10月2日のブログ「採用試験結果から見えること」でもお伝えしましたが、
志望する校種、教科の倍率を見て頂いて、合格しやすくなったといえども倍率が2.0倍以上であれば、合格者数よりも不合格者数の方が多いと認識していただき、計画的に学習していくことをおすすめいたします。
まずは、ご自身の弱点(理解できていない分野)を確認しましょう!
確認は教養のみの模擬試験『スタート模試』をお勧めします!(web申込受付締切:11月10日)
※「東京アカデミー中国四国エリア教員採用試験」の最新情報は随時X(旧Twitter)で発信しています!
是非、下記リンクからフォローをお願いいたします!