東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは 🙂
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の毛利です。
10/4に文部科学省より発表されました、令和4年度『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』について、重要3項目『いじめ』『不登校』『自殺』を3回に分けて、まとめていきたいと思います。
概要:○いじめの認知件数は681,948件(前年度615,351件)⇒前年度に比べ66,597件(10.8%)増加 ○児童生徒1,000人当たりの認知件数は53.3件⇒1クラスあたりおよそ2人
増加の理由:○接触機会の増加(コロナウイルスの影響が弱まり、部活動や学校行事などの様々な活動が再開されたことによる) ○いじめの定義やいじめの積極的な認知に対する理解が広がったため ○生徒に対する見取りの精緻(せいち)化 ○SNS等のネット上のいじめについての積極的な認知
今後の課題:○SNS等のネット上のいじめなど、見えづらい事案への対応(いじめの解消状況について、比率が昨年度よりも低下している R3年度80.1%⇒R4年度77.1%) ○学校としてのいじめの認知や組織的な対応(いじめの重大事態の件数 R3年度706件⇒R4年度923件、217件(30.7%)増加し過去最多)
※文部科学省としては、未然防止が重要であるとしつつ、いじめ防止対策推進法に基づき、取り上げるべきものは適切に取り上げなければならない、としている。
文部科学省の対策として、
の6点が、どの項目にも共通の施策としつつ、いじめ対策において、
といった、いわゆる横串の取り組みによって、文字通り「社会総がかり」でのいじめ防止対策を進めていく、としている点をしっかり押さえておきましょう。
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