東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
教員採用試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校の滝口です。
先日、本年度の大阪府・大阪市も試験の結果発表がされ、次年度の試験を意識される方も多くなってくるのではないかと存じます。
今回は、最近お電話や来局者の方よりご相談の多い、「1次教養試験で合格点を超える戦略」についてお話します。
大阪の1次教養試験の得点は、
①教養試験単体の得点での足切り
大阪府は教養試験のみで足切り(下回っていると、以降の選考に進めない)があり、
堺市では合格基準点(下回っていると、面接の得点が良くても不合格)があります。
②面接試験の得点と合わせて、1次試験(大阪府は2次試験)の合否判定
この2回のタイミングで使用されます。
つまり、①に足切りギリギリで通った場合は、②の面接試験で高得点を取らないと、1次試験は突破できません。
皆さんの目標は、もちろん最終合格だと思います。
そのため、1次教養試験の”合格点”は、1次試験での合格者平均点と考えて、戦略を立てていきましょう!
"合格者が何点取っているのか"を指標にして、見てみましょう!
2022年夏の試験データを基にして考えてみます。
※試験の難易度や倍率により、ボーダーラインは変わりますので、参考程度に見てくださいね。
1問5点×30問=150点満点中
合格者の平均点は、校種・教科により77点~123点となっています。
校種・教科により大きく異なりますが、例を挙げます。
・小学校 104点
・中学校 78点(美術)~108点(社会)
・高校 86点(工業・電気)~124点(物理)
・養護教諭 112点
※平均点は、加点を含む点数。
小学校であれば7割、倍率が高い(もしくは少人数募集)校種・教科であれば、8割が目安になるかと思います。
※社会科、保健体育科、高校各教科、養護教諭、栄養教諭は例年合格者平均点が高い傾向があります。
合格者平均点等は非公表のため不明ですが、倍率等を考えると、上記の自治体と似通っていると考えられます。
校種・教科により、7割~8割を取れるように対策が必要になります。
自治体、校種、教科により違いはありますが、8割とることができれば、ある程度安心できることが分かります。
8割というと難しそうに感じますが、30問中24問でよいので、逆に考えれば、6問までは間違うことができます。
大阪の問題は、比較的易しい問題と難しい問題の両方がでるので、無理に全問正解しようとするのではなく、
易しい問題や得意分野で、確実に得点していくための戦略が必要です。
今後のブログでも少しずつ紹介していきますのでお楽しみに♪
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