東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
教員採用試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校の滝口です。
今日は、最近お電話等でご相談の多い、「1次教養試験で合格点を超える戦略」についてお話します。
大阪の1次教養試験の得点は、
①教養試験単体の得点での足切り
大阪市は教養試験のみで足切り(下回っていると、以降の選考に進めない)があります。
②面接試験の得点と合わせて、1次試験(大阪府は2次試験)の合否判定
この2回のタイミングで使用されます。
つまり、①に足切りギリギリで通った場合は、②の面接試験で高得点を取らないと、1次試験は突破できません。
皆さんの目標は、もちろん最終合格だと思います。
そのため、1次教養試験の”合格点”は、1次試験での合格者平均点と考えて、戦略を立てていきましょう!
"合格者が何点取っているのか"を指標にして、見てみましょう!
2021年夏の試験データ(大阪市のみ、未公開のため2020年夏試験データ)を基にして考えてみます。
※試験の難易度や倍率により、ボーダーラインは変わりますので、参考程度に見てくださいね。
大阪市では、教職教養と思考力・判断力の配点比率が1:2です。
教職教養1問10点×15問+思考力判断力1問20点×15問=450点満点中
合格者の平均点は、校種・教科により186点~368点となっています。
校種・教科により大きく異なりますが、例を挙げます。
・小学校 319点
・中学校 186点(美術)~340点(社会)
・養護教諭 329点
例えば教職教養12問/15問、思考力・判断力10問/15問取れれば320点に届きます。
※保健体育科、養護教諭、栄養教諭は例年例年合格者平均点が高い傾向があります。
<教養試験>1問10点×30問=300点満点、〈面接試験〉300点 〈1次合計〉600点満点中
合格者の〈1次合計〉最低得点は、校種・教科により330点~370点となっています。
校種・教科により大きく異なりますが、例を挙げます。
・小学校 350点
・中学校 330点(数学)~370点(社会)
※面接の平均点は、校種・教科により151~219点です。
豊能地区では、どの校種・教科も採用数が大阪府等に比較すると少ないですので、年によってボーダーも変わります。
どの校種・教科の方も、7割~8割が取れるように目指す必要があるかと思います。
自治体、校種、教科により違いはありますが、8割とることができれば、ある程度安心できることが分かります。
8割というと難しそうに感じますが、30問中24問でよいので、逆に考えれば、6問までは間違うことができます。
大阪の問題は、比較的易しい問題と難しい問題の両方がでるので、無理に全問正解しようとするのではなく、
易しい問題や得意分野で、確実に得点していくための戦略が必要です。
今後のブログでも少しずつ紹介していきますのでお楽しみに♪
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