【教員採用試験】不登校・いじめ緊急対策パッケージについて

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー京都校の教員採用担当です。

 

10/4に公表された「令和４年度　児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」により、

　○いじめの認知件数：681,948件（過去最多）、重大事態の発生件数は923件（過去最多）

　○小・中学校における長期欠席のうち不登校によるものは299,048人（過去最多）、そのうち学校内外で相談を受けていない児童生徒数が59,232人（過去最多）

　○暴力行為：95,426件（過去最多）

等が明らかになりました。

 

こうした現状を踏まえ、児童生徒が安心して学ぶことができる、「誰一人取り残されない学び保障」に向けた取組の緊急強化を図るため、10/16に開催された会議を受けて、

10/17に「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」が取りまとめられました。

 

「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」及び文部科学大臣メッセージ（文部科学省HP）

令和４年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について（通知）（PDF）

不登校・いじめ緊急対策パッケージ（PDF）

 

不登校・いじめ緊急対策パッケージ

1.不登校対策

①不登校の児童生徒全ての学びの場の確保

② 心の小さな SOS の早期発見

③情報発信の強化

2.いじめ緊急対策

①いじめの早期発見の強化

②国による分析の強化、個別自治体への指導助言・体制づくり

3.学校における組織的対応を支える取組

・R5年度予算によるCOCOLOプランに基づく対策を継続して実施

・学びの多様化学校に対する教職人の優先配置

・学校いじめ対策組織にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、スクールロイヤー、スクールサポーター等の外部の専門家を加えることで組織的に対応するとともに、安心して学べる学校づくりを推進

としています。

調査結果については、志望先自治体の状況についても併せて確認しておきましょう。

X（旧Twitter）でも情報発信中！