【高卒程度公務員】地方公務員の紹介（特別区）

みなさん、こんにちは。東京アカデミー公務員対策担当です。

今回は特別区職員についてお話しします。

 

今年初めて受験を予定している方の中には、「特別区」と聞くと「？？？」とピンとこない人もいるかもしれませんが、

「東京２３区」の正式名称が「特別区」です。基本的に区役所内勤務となり、その仕事内容は多種多様です。区により呼

び方は異なりますが、課の一例を挙げてみます。

 

・区民課：住民票、戸籍等の発行

・広報課：広報紙の発行、イベント企画、HP運営

・子育て支援：ひとり親での子育に関する相談など

・障害者福祉課：障害区分の認定

・健康課：無料がん検診などの運営

・生活保護課：生活保護の認定など

・総務課：職員の給与の管理

・秘書課：区長の秘書業務

等々ですが、もちろん、これは一部にすぎません。

 

 

新型コロナウィルスの拡大に伴うワクチン接種に関して接種券の送付、予約運営などを担当するセクションのように、社会

情勢により今後新たに対応する課が新設・増設されたり、他部署との併合・連携などにより新たなセクションが追加された

りすることもあります。

 

〈試験について〉

東京23区の職員を目指したい方は、特別区人事委員会が実施する採用試験を受験することになります。それぞれの区が別々に

採用試験を実施しているのではなく、受験者は「特別区」の試験を受験いただくことになります。筆記試験通過後は、特別区

人事委員会の面接試験を受け、その合格者は区ごとに実施される面接試験を受け、採用区が決まるという流れになります。

 

〈試験日程（筆記試験）〉

2023年は4月30日(日)　

※例年5月第1週目にあたる日曜日に実施。

 

 

～ワンポイントアドバイス～

2023年試験の出願期間は、3月17日（金）午前10時～4月3日（月）午後5時でした。出願時の項目に、志望区を3つ挙げるように

なっています。上記期間までには、自身の希望する区を絞り込んでおきましょう。（※江戸川区は、単願受験となります）。

 

 

東京アカデミーは公務員をめざすみなさんを応援します。