東京アカデミー難波教室
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こんにちは、看護師国家試験予備校 東京アカデミー難波校の吉田です。今回は合計特殊出生率についてお伝えいたします。
15歳から49歳までの年齢別出生率(女性)を合計したものを合計特殊出生率といいます。一生の間に女性が何人(平均値)子どもを産んだかを示します。
第104回看護師国家試験午後問題1で以下のように出題されました。
1 日本の平成24年(2012年)における合計特殊出生率はどれか。
1 .0.91
2 .1.41
3 .1.91
4 .2.41
正答率 99.1%で答えは2でした。
厚生労働省【令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況】の[結果の概要]によりますと、2022年の合計特殊出生率 は 1.26 で、前年の 1.30(2021年数値) より低下しています。
2012年~2019年の合計特殊出生率推移を見ますと、2012年は1.41⇒2015年は1.45と一度、上昇し、そのあと、下降しています。一貫して下降しているわけでありませんのでご注意ください。出生数は2015年の約100万6千人を最後に2014年は約97万7千人と100万人を割り込んでいます。2022年は77万747人と80万人を割り込みました。
2012年 | 出生数1,037,232 |
合計特殊出生数1.41 |
2013年 | 1,029,817 | 1.43 |
2014年 | 1,003,609 | 1.42 |
2015年 | 1,005,721 | 一旦、ここまで上がりました⇒1.45 |
2016年 | 100万人を割り込みました⇒977,242 | 1.44 |
2017年 | 946,146 | 1.43 |
2018年 | 918,400 | 1.42 |
2019年 | 865,234 | 1.36 |
妻の初婚年齢、死亡者数、2065年の将来推計人口など出題されています。統計データに関する問題は、どこまでやればいいのか悩んでいる方が多いかとお察しします。実際、第112回看護師国家試験では、健康支援と社会保障制度の正答率は58%でした。(弊社自己採点会集計データによる)
合計特殊出生数は簡単な問題かもしれませんが、社会保障制度すべてを勉強するとなると、なかなか大変かと思います。独学ではむずかしいかも、無理!という方は、オンライン社会保障制度をおすすめします。
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