東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校管理栄養士国家試験対策担当です(^^♪
臨床栄養学の食事療法に関する問題では、具体的な栄養補給量を問う問題が多く出題されます。
が、疾患ごとの栄養補給量の数値なんて覚えられないですよね。
でも、きちんと整理をしてからなら、難易度は下がるのです!
①生活習慣病の予防につながるバランスの良い食事について、「応用栄養学」で学習した日本人の食事摂取基準などを参考にしながら整理する。
②「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」で学習した疾病ごとの病態を基に、エネルギー・栄養素の増減の必要性について検討する。
③各疾患の治療ガイドラインで示されている栄養補給量を暗記する。
この方法なら、ただ単なる数値の記憶ではなく、基準値から疾病の治療目標のためにどうすることが必要だから、栄養補給量で調整するという「理解」が伴いますよ。
★37回-127
血液透析患者の1日当たりの目標栄養量である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 .エネルギーは、25kcal/kg標準体重とする。
2 .たんぱく質は、1.5g/kg標準体重とする。
3 .カリウムは、3,000mgとする。
4 .リンは、たんぱく質量(g)×15mgとする。
5 .飲水量は、2,000mLとする。
正答 4
透析患者の栄養補給量についての問題は毎年出題されています。
直近5年では
36回-180、35回-126、34回-130、33回-133、32回-135 が透析患者の栄養補給量についての出題です。
応用力試験でも、個人や集団の栄養管理に関する事例問題が出題され、なかでも患者の栄養管理についての実務的な問題が多く出題される傾向にあります。
図表を用いた問題も見られ、そういった問題は他の問題と比べて回答に時間を要するため、時間配分にも注意が必要です。
模擬試験を利用して、対策をしておきたいです。
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