【社会福祉士】問題Challenge㉒

こんにちは、社会福祉士国家試験の予備校　東京アカデミー大阪校の国家試験担当です。

 第36回社会福祉士国家試験に向けて、定期的に問題を掲載していきます。

受験生の方はぜひChallengeしてみてください！

（全て○か×でお答えください。）

 

今回は、「社会理論と社会システム」からの問題です。

（問題1）

・跡継ぎとなる子供の家族との同居を繰り返して、家族が世代的に再生産される家族制は、直系家族制である。

 

（問題2）

・感情的行為とは、個人の内面における感情の表現が重視される行為を意味するので、社会的行為とはいえない。

 

（問題3）

・環境問題では、低所得層や人種的マイノリティなど社会的弱者に対して被害が集中することがある。このような不平等を是正し、あわせて環境からの便益の分配における不平等も是正しようという考え方を環境正義という。

 

  

（解答1）

・○ 直系家族とは、夫婦、一人の既婚子とその配偶者、及び彼らの子どもからなる家族のことをいう。2つの核家族が既婚子を要として、世代的に結合した形態であり、親が、跡継ぎとなる子どもの家族との同居を繰り返す形態をとる。

 

（解答2）

・× ウェーバーが指摘する「感情的行為」も行為として社会的に提示されるものであり、社会的行為の一つと捉えて良い。

 

（解答3）

・○ 環境正義とは、環境保全と社会正義の両立の必要性を示す概念であり、80年代のアメリカに端を発するものである。

 

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