東京アカデミー秋田校
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秋田県内看護学生の皆さん、国家試験担当の渡辺です。
いよいよ11月に突入🍂⤴
国家試験の勉強にも本腰が入っているかと思われます。
本日は点数源となる「基礎看護学」についてです。
基礎看護学の分野は他分野と比べても比較的正答率が高く、第112回の国家試験では70.4%でした。
しかし、安心してはいけません💦
ここ数年、基礎看護学では正答率の低い問題が多く出題されてきています。
実施回 | 問題数 | 正答率60%未満の問題数 | 正答率60%未満の割合 |
第110回 | 20問 | 2問 | 10.0% |
第111回 | 18問 | 4問 | 22.2% |
第112回 | 21問 | 9問 | 42.9% |
コロナ禍の制限のある実習で経験不足、知識と経験が繋がっていないことも原因かと推察されます。
では、「基礎看護学」の傾向と対策についてご案内いたします🎉
基礎看護学は、例年、イラスト・図表を用いた問題や計算問題が1~ 2問出題されています。
第111回は上肢のフィジカルアセスメント(視覚素材問題)、術後1 日目の治癒過程、構音障害患者への対応、点眼法、放射性同位元素を用いる検査など、成人看護学のような問題が多かったため、点数が伸びませんでした。
第112 回は基本的な看護技術に関する問題が多く、必修問題と同様に、感染症予防に関する問題が2 問出題されていました。
基礎看護学は、基本的な看護技術を問う問題に加え、優先順位をつける問題が目立ってきています。
専門職として必要な観察ができ、正常・異常の判断ができるというのが基本であるため、個々の看護技術について、根拠、必要性、適応、禁忌、注意事項を押さえておくことが大切です。
これらの基本技術を臨地実習でマスターし、疾患と結び付けた援助ができるよう力を養いましょう。
また、感染症に関する問題は、今後も出題される可能性が高くなることが予想されますので、感染防御を中心にしっかり勉強しておきましょう。
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東京アカデミー秋田校 渡辺でした🐶