東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミー 公務員担当です。
本日は数的推理の傾向と対策についてお話しします。
【総評】
全体としては「数と式の計算」「方程式・不等式」「場合の数・確率」「平面図形」が頻出分野です。
「数と式の計算」「方程式・不等式」では、方程式・不等式を用いて数学的に処理する解法だけでなく、比などを用いた「一般知能的」とでもいうような解法が有効なこともあります。
「場合の数・確率」では、高校数学の個数の処理・確率の基礎(順列・組合せ・確率)が理解できていれば解ける基礎レベルの問題がほとんどです。
なかには「条件付き確率」も出題されていますが、基本パターンを押さえておけば十分です。
「平面図形」では三平方の定理と相似形がメインテーマとなりますので、過去問にあたってどのような公式がよく出題されているのか確認するようにしましょう。
上記以外でも「割合・比」「速さ・距離・時間」が比較的よく出題されますが、「数と式の計算」「方程式・不等式」同様に、過去問にあたりながら「比の利用」「天秤方式」「ダイヤグラム」など、多様な解法をマスターし、条件に応じて使い分けられると良いでしょう。
試験による違いはほとんどなく、全体としては易化傾向にあります。基礎レベル・標準レベルの問題が出題されていますので、確実に得点することが求められます。
一般知能の中では問題数が多いので、公務員試験において避けては通れない科目です。
数的推理が苦手な方は比較的取り組みやすい「割合・比(仕事算・売買算・濃度など)」「場合の数・確率」から取り組んでみて、解ける自信をつけてみるのも良いかと思います。中学入試用の算数のテキストも参考になりますので書店でご覧になってみてください。
【試験別傾向】
国家一般職は5問、国税専門官・労働基準監督官では5~6問、地方上級は地域によりますが5~6問の出題です。
出題頻度の高い分野は
国家一般職では「方程式・不等式」「数と式の計算」「場合の数・確率」、国税専門官・労働基準監督官では「数と式の計算」「場合の数・確率」、
地方上級では「方程式・不等式」「数と式の計算」「割合・比」「場合の数・確率」「速さ・距離・時間」です。
最後に全体の対策としましては、各試験の頻出分野に重点をおきつつ、各分野の基本事項は一通り押さえておくことをお勧めいたします。問題と解法の多くはパターン化されており、類似問題が出題される傾向にありますので、多くの過去問題にあたり、短時間で正確に解けるようにしましょう!
東京アカデミーでは公務員を目指す皆さまを応援しています。