東京アカデミー仙台校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の庄子です。
本日は大宮校ブログで掲載しております、教員不足解消に向け、文科省から発表された支援方針に関する記事をご紹介します。
深刻な教員不足の問題をめぐり、文部科学省は2日、教員免許を持ちながら教職に就いていない人たちに研修を行い教員になってもらう取り組みを全都道府県教育委員会で実施するとし、今年度の補正予算案におよそ5億円を盛り込む方針を固めました。
文科省が対象としているのは教員免許を取得しているが民間企業に就職した人や、出産などを機に現場から離れた元教員です。
こうした人材を呼び込むため、自治体ごとに若手教員らが参加する座談会や個別相談会などを開催することで教員のやりがいや魅力、働き方などの情報を発信することを想定しています。
取り組みの一つである「ペーパーティーチャー研修」は数週間程度で、不登校やいじめなど最近の教育現場の課題を学ぶことや、タブレット端末を使った授業の実習などが想定されています。
これは教員免許を持っていない人でも研修を受けることが可能で、研修後は非常勤のスタッフとして学校で指導に携わり、適性を見極めたうえで「特別免許状」や「臨時免許状」が付与されます。
埼玉県では、すでに昨年度から「セカンドキャリア特別選考」が設けられ、来年度は「大学3年生前倒し選考」が新設される予定で、教員になりたい方を応援する機運が高まっています。
宮城県でも大学3年生を対象とした大学推薦特別選考の実施などで教員のなり手を確保するために手を打っています。今年は試験の前倒しもあるため、各自治体HPのこまめなチェックや東京アカデミーが発信している試験情報を確認するなどして、情報収集を怠らないようにしましょう。
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仙台校:庄子 ①