東京アカデミー秋田校
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こんにちは。
秋田県、秋田市、秋田県警察官、秋田県警察行政、秋田県教育事務、美郷町、五城目町など公務員の予備校=東京アカデミー秋田校の佐々木です。
二次試験では個別面接や集団面接が課されることが多いですが、
能代市や北秋田市など、個別面接に加えて集団討論が実施される試験もあります。
数人の受験者が一つのグループになり、与えられたテーマについて討論や資料作成などを行い、試験官がその様子を見ながら評価します。
20~60分のところが多いです。
試験官は3人程度で、原則として討論には加わらず、個々の受験者を知るための質問はしません。
試験官からテーマが提示されたあと、5分程度で自分の考えをまとめたり、
自己PRやテーマに対する自分の意見や考えをそれぞれ1分程度で発表したりすることもあります。
その後、グループでの討論に入ります。
提示されたテーマに沿った結論のまとめや資料作成ができたかどうかで、グループ全体が評価されます。
今回は集団討論で気をつけたいことをお伝えします!
集団討論では、グループ全員で協調しながら討論を進めていけるかどうかを見られています。
自分が意見を発表することばかりに気を取られてしまい、他の人の話を聞いてなかった、話の流れを把握できていなかった、
ということになればそもそも討論に参加することができません。
15分程度の集団討論であれば途中でまとめる時間的余裕はないと思いますが、
30分以上の場合は、これまでの話をまとめるとこのようなことだと思いますが、いかかでしょうか、というようにまとめながら進めていく方がよいです。
最後まで何もまとめずに進んでしまうと、司会がまとめるのが大変になってしまいます。
書記がいる場合は、書記と司会が協力して、途中段階でみんなの意見をまとめて次の論点に進みましょう。
集団討論は、賛成・反対に分かれるディベートではありません。テーマについて、グループで話し合いよいより案を導きだすことが求められています。
他の人の意見にいちいち論破しようとするような人は協調性がないとみなされます。
もし、明らかに論点とずれた話をする人がいたら、それとなく元の話に戻るよう意見を言ったり、司会がこの点についてはどうですか?と元の話に戻すように促したりしていきましょう。
能代市など、自治体によっては時間を計る職員の方がいない場合もあります。
その際には積極的にタイムキーパーの役割に立候補しましょう。
テーマによっては、知識がないと意見を言うことすら難しいものもあります。
対策としては、日頃から新聞等で話題になっているテーマをチェックしておき、
事前に自分なりの意見(問題点や解決点)をまとめておくとよいでしょう。
試験直前まで、考え得るテーマについて調べ学習をするとともに、
本番では明るく、はきはきと同じグループの人と一緒に合格しようという心持ちで協力して討論を乗り切ってください!