東京アカデミー熊本校
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皆さんこんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー熊本校です😌
本日、熊本市職員採用試験の最終合格者が発表されましたね!
東京アカデミー熊本校からも、熊本市受験者4名中3名が最終合格を勝ち取りました🌸
合格された皆様、最終合格おめでとうございます🎉
皆さんの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます!
さて、今年度の合格発表も残すところ熊本県警と一部市町村のみとなり、次年度を考える時期になるかと思います。
そこで本日は、大卒程度公務員と高卒程度公務員の違いについてご紹介します。
公務員試験で表記される「大卒」および「高卒」は学歴を表しているものではなく、一般的には試験の難易度を表しています。
例えば、大卒程度公務員試験では、高校までの学習で習わない「専門試験(法律・政治学など)」が行われることがあり、対策する科目数が多くなります。
・高卒程度の試験・・・教養試験など
・大卒程度の試験・・・教養試験+専門試験など
また、大卒程度公務員試験は科目ごとの内容が高度で学習範囲も広いため、勉強の量で見ると高卒程度公務員試験に比べハードになります。
公務員試験には年齢制限が設けられており、受験できるかどうかは試験種別や職種・区分によって異なります。
たとえば、今年度の熊本県職員採用の高卒程度試験(一般事務)では、以下のような受験資格となっています。
「平成14年(2002年)4月2日~平成18年(2006年)4月1日までに生まれた者。
ただし、すでに大学卒業している者もしくは令和6年3月末までに卒業見込みの者は受験不可。」
以上のように年齢だけでなく、学歴や資格などにより区分されている試験があります。
一方で、市町村の試験では、30歳前後まで受験可能な試験や、学歴区分などがない試験もあります。
たとえば、今年度の甲佐町職員採用の高卒程度試験(一般事務)は、以下のような受験資格となっています。
「平成5年(1993年)4月2日~平成18年(2006年)4月1日までに生まれた者。」
受験資格は試験の種類や勤務先によって異なります。詳細は、各試験の募集要項を必ず確認するようにしてください。
給与については、大卒程度公務員と高卒程度公務員とでは初任給含め差が生じます。ただし、生涯賃金で考えると多少差はあれど、あまり大きく変わることはありません。
例えば、熊本市職員(一般事務)での初任給は高卒159,300円、大卒193,500円のように初任給では高卒と大卒では約3.5万円の差がありますが、勤続年数により賃金が上がることから高卒でも4年後には、大卒初任給の給与とほぼ同じになります。
例えば、私立大学に進学した場合、4年間(400万円×4年間分)で1,600万円を学費として支出しますが、高卒で公務員なら年収約300万円×4年間で1,200万円が賃金としての収入となります。
また、退職金も4年分加算されますので学歴による生涯賃金差はわずかになります。
出世についても高卒と大卒では昇任試験を受験できる条件(年数など)が異なる場合もありますが、昇任試験は学歴関係なしの試験が多いので、試験に合格することができれば高卒でも役職に就く方がいます。
上記をふまえると、高卒程度公務員でもいいなと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、大学に進学して公務員になることで得られるメリットも色々とありますので、進路選択に後悔がないように是非ご家族で考えてみてくださいね。
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来年度(2024年度)に向けて、早速スタートを踏みだしましょう!