東京アカデミー神戸校
ブログ
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー神戸校の教員採用担当です。
こども家庭庁のこども家庭審議会は、11/15に第13回こどもの居場所部会を開き、
「こどもの居場所づくりに関する指針(答申案)」をまとめました。
部会の詳細は→『こどもの居場所部会(第13回)について』
会議資料として
および
「こどもの居場所づくりに関する指針(答申案)(概要版)」PDF
がありますが、
それに加えて、目安として小学校3年生までにならう漢字のみを使い、むずかしい用語は言いかえるなどして、こどもにもわかりやすく書き直した
「こどもの居場所づくりに関する指針(答申案)(やさしい版)」PDF
も作成されています。
こどもの居場所づくりが求められる背景などは、
2023.09.24のブログ「【教員採用試験】こどもの居場所づくりに関する指針(答申素案)」でもご紹介しておりますので、
あわせてご覧ください。
全てのこどもが、安全で安心して過ごせる多くの居場所を持ちながら、様々な学びや、社会で生き抜く力を得るための糧となる多様な体験活動や外遊びの機会に接することができ、自己肯定感や自己有用感を高め、身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で成長し、こどもが本来持っている主体性や創造力を十分に発揮して社会で活躍していけるよう、「こどもまんなか」の居場所づくりを実現する。
すべてのこどもが安全で安心して過ごせる多くの居場所を持ちながら、将来にわたって幸せな状態で成長し、社会で活躍していけるよう、「こどもまんなか」の居場所づくりを実現する。
・ふやす~多様なこどもの居場所がつくられる~
・つなぐ~こどもが居場所につながる~
・みがく~こどもにとって、よりよい居場所となる~
・ふりかえる~こどもの居場所づくりを検証する~
① こどもの声を聴き、こどもの視点に立ち、こどもとともにつくる居場所
- こども・若者の声を聴き、「居たい」「行きたい」「やってみたい」というこども・若者の視点に立ち、こども・若者とともに居場所づくりを進めることが重要
② こどもの権利の擁護
- こども基本法等を踏まえ、こどもの権利について理解し守っていくとともに、こども自身がその権利について学ぶ機会を設けることも重要
③ 官民の連携・協働
- 居場所の性格や機能に応じて、官民が連携・協働して取り組むことが必要
すべての点に共通すること
①こどもの声を聴き、こどもの視点に立ち、こどもとともに居場所をつくること
②こどもの権利を守ること
③国や役所、市民が一緒に協力して、こどもの居場所づくりをすすめること
答申案では、こどもの居場所づくりに関係する者の責務、役割の中で、
学校の役割として
「学校は、教育機関としての役割のみならず、居場所としての役割も担っており、その認識の下、学校・家庭・地域が連携・協働し、居場所づくりを推進する。」としています。
指針は、年末までに閣議決定される予定です。
2022年(令和5)年12月1日答申、12月22日に閣議決定されました
2024年夏受験対策
東京アカデミー関西エリア教員採用試験のX(旧Twitter)を開設しました!
関西エリアの試験情報、イベント・講座案内など、受験生の皆さまに役立つ情報をご案内いたします。
ブログの更新情報もツイートしておりますので、ぜひフォローをお願いします!