東京アカデミー青森校
ブログ
みなさんこんにちは。
東京アカデミー青森校の大卒公務員担当です👀
皆さんAPEC首脳会議が開かれていたということは知っていましたか?
こちらのページをご参考ください。
APEC閉幕 首脳宣言で成果強調も 中東やウクライナには言及せず | NHK | APEC
さて、「APEC」といってもAPECとは何なのか、皆さんはわかりますか?
また、OPECやOECDなど英語表記のものがたくさんあります。すべて説明できますか?
きっと混ざってしまっている方も多いのではないかと思います。
そこで、今回はそんな英語表記のものを解説していきます!
まず、APECとはアジア太平洋地域の国と地域が参加する経済協力の枠組みのことです。
アジア太平洋地域の持続可能な成長と繁栄に向けて貿易・投資の自由化・円滑化や地域経済統合の推進、経済・技術協力等の活動を実施しています。
ビジネス界と緊密に連携しているのも特徴であり、APECビジネス諮問委員会(ABAC)がビジネス界の重視する課題を首脳に直接提言します。
加盟国:オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム
事務局はシンガポールにあります。
APECの概要|外務省 (mofa.go.jp)、100130972.pdf (mofa.go.jp)より
APECとすごく似ていますが、全く異なるものです。
OPECとは、石油輸出国機構のことです。
目的は国際石油市場における価格の安定を確保するための手段を講じることなど、石油に関わることを協議・実施することです。
加盟国は、設立当初(1960年9月14日)はイラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラであり、
現時点では、この5か国に加え、リビア、アラブ首長国連邦、アルジェリア、ナイジェリア、ガボン、アンゴラ、赤道ギニア、コンゴ共和国の13か国となっています。
事務局はウィーンに設置されています。
石油輸出国機構(OPEC:Organization of the Petroleum Exporting Countries)の概要|外務省 (mofa.go.jp)より
英語の4文字が続きます。
OECDとは、経済協力開発機構のことで、経済・社会の幅広い分野において多岐にわたる活動を行っている国際機関です。
目的としては、経済成長の項目では加盟国の財政金融上の安定を維持しつつ、できる限り高度の経済と雇用、生活水準の向上の達成を図り、もって世界経済の発展に貢献することがあります。そのほか、開発や貿易の目的もあります。
加盟国は、設立時(1948年)はオーストリア、ベルギー、デンマーク、仏、独、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、伊、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、英、米、カナダであり、現時点では日本(1964年加盟)、フィンランド、豪、ニュージーランド、メキシコ、チェコ、ハンガリー、ポーランド、韓国、スロバキア、チリ、スロベニア、イスラエル、エストニア、ラトビア、リトアニア、コロンビア、コスタリカの計38か国となっています。
事務局はパリにあり、事務総長はマティアス・コーマンです。(任期は5年)
OECD(経済協力開発機構)の概要|外務省 (mofa.go.jp)より
今回は上記3つについて取り上げましたが、英語表記のものはこのほかにも、NATOやASEAN、NAFTAなどたくさんあります。
首脳会議等ニュースで度々出てくるので、その都度チェックしておきましょう!
来年の確実合格を目指すために早期からしっかり学習を開始しましょう!
通学講座の詳細は以下のサムネイルをクリックしてご確認ください。
2024年度の受験に向けて個別相談を随時行っております。
勉強の仕方や試験情報など、皆様の状況や受験先に合わせてアドバイスします!
個別相談のご予約は以下のサムネイルをクリックしてお申し込みください。